鹿苑で飼育しているシカの虐待通報を受け奈良の鹿愛護会の施設を調査していた奈良県が今日、調査報告を発表しました。

 

県は管理環境は動物の5つの自由に抵触しているとして、環境改善をしたいとしています。

 

飼育方法が不適切を判断されたのはよかったです。

 

山下知事は奈良の鹿愛護会にある「特別柵」に見直しを検討するとのことですが、そのことによりシカたちは捕殺されることにならないか危惧しています。

 

奈良の鹿愛護会で収容されているシカさんたちの生活環境が1日でも早く改善されることを願っています。

 

ところで、今日は訂正とお詫びがあります。

 

自然環境の環境収容力(適正数)についてですが、Xで「人間が想定するもの」ということに対して、わたしは「数は人間が想定するのではなく、自然環境力による自然動植物の数は自然環境が決定るす」と意見しました。

 

わたしが考える自然動植物の「適正数」は、自然環境と自然動植物の関係性が決める数ということで、自然環境のあり方(自然動植物の数)は人間が決めるのではないと考えています。

 

しかし、それ自体が人間の想定であるため、わたしの意見(想定ではないと言ったこと)はおかしかったということになります。

 

自然環境のあり方を自然にまかせるより、人間が管理する方が人間の想定の度合いが大きいとわたしは理解をしています。そのため、「人間による想定」への理解がわたしに欠けており、その状態で意見をしたことをお詫びいたします。

 

「適正」については、生態学の専門家の方の話によると、長年恣意的に使われていて、科学的定義も存在していないということです。

 

なので、自分の考える「適正」について最初に宣言しておく必要があるということです。

 

「適正」は人によってさまざまなので、この言葉を聞いたら、相手はどのような定義で言っているのか想像して話を聞かなくてはいけないということです。

 

一般的な「適正」は、人間都合によるものが多く、わたしの考える「適正」は野生動物保護管理の分野ではマイナーだと専門家の方が教えてくれました。

 

そのため、他の人の考える「適正」には十分に意識して理解できるようにならなければいけないなと思いました。

 

理解力の欠如と言われても仕方がないわたしですが、応援して下さる方たちがいて、とてもうれしく感じています。

 

間違いや失敗を恐れていて意見しなくなると前に進まないと思うこで、これからもいろいろ指摘を受けながら成長していきたいなと思っています。

 

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