昨晩は遅い時間までXをしていたので、今朝は寝坊してしまいました。

 

ツイッター(現X)は誹謗中傷が酷いことを聞いていたので、最初はドキドキしながら投稿していました。

 

ツイッターを始めて数年、やっと慣れてきた感じがします。

 

しかし、嫌がらせコメントや攻撃があるとドキッとします。

 

わたしの投稿におかしなコメントがついた時は、わたしとよく似た考えの方たちが助けてくれたり、アドバイスしてくれたりするので、その方たちの存在は心強いです。

 

SNSのコメントなどから、今の社会の現状がよくわかるなと思います。

 

他者への嫌がらせや攻撃などは誇れることではありませんが、SNS内でそれらが蔓延しています。

 

子たちの間でのいじめがなくならないのは、このようなおとなの影響だろうなと思います。

 

ところで、ミネソタ大学の博士研究員の研究によって人間の活動が野生動物の行動を変化させていることが示唆されています(参考文献)。

 

「ミネソタ州北部における人間の活動(伐採、道路や小道の建設、インフラ開発)が、オオカミが子鹿を狩り、殺す場所に大きな影響を与えていることが判明した。人間は森林生態系を変えることによって、おそらく捕食者に有利な環境を作り出してきました」。翻訳機能使用

ミネソタ州北部では、シカは人間が開発した地域に集まる傾向があるそうで、そのシカたちの行動はシカを捕食するオオカミの行動に影響を与えているそうです。

 

人間が開発した地域は産まれて間もないシカの子どもたちが身を潜めるに適した環境であることが多く、そこにいる子ジカをオオカミが狩っているそうです。

「人間が生態系を変えると、この捕食者と被食者のルールが変わります。私たちが、天秤を捕食者に有利にするような状況を作り出してしまった可能性があります」。

オオカミたちはシカたちを狩る場所を変えただけでなく、捕食する数も変わったということです。

 

つまり、シカもオオカミも人間が改変する自然環境に適応したということです。

 

地球の自然環境を大規模に改変する人間の行動は、当然、自然環境に生きる動物たちの行動や習性に影響を与え、人間が予期しない動物たちの行動を生むことにも繋がっていると思います。

 

現在、日本では野生動物たちが市街地に来たとか騒いでいますが、その原因には人間活動があることを忘れてはいけないと思います。

 

自然環境を大規模かつ甚大に破壊的改変を行なう人間の行為を排除して、野生動物との問題を解消しようとするのは、傲慢で非科学的な対応です。

 

日本政府や研究者たちは環境の変化を考慮せず、野生動物たちとの問題を解決しようとしているので、問題はさらに悪化する可能性すらあるのではと思います。

 

自然環境の問題は自然環境の問題ですが、それに目を向けず、野生動物の捕殺に偏るのは怠慢ではないでしょうか?

 

野生動物に対する政府の考え方の問題もありますが、それを擁護する研究者たちの問題もありるので、現状は簡単には変わらないだろうなと思います。

 

しかし、野生動物たちに行なわれている事に対して、「それはおかしいよ」という人びとの声が大きくなれば、国も舵の方向を変えるかもしれません。

 

野生動物との問題の軽減はもちろん、野生動物と自然環境との共存ができる、本当の意味での豊かさを目指せる社会になるといいですよね。

 

このような事を言うとまた「お花畑が!」などのコメントが来そうですが、この問題の本質を見て、どうすればいいか考えることはお花畑ではありません。

 

Xで嫌がらせが多いので、ここにも「嫌がらせや攻撃、粘着はやめてください」と書いておきます。

 

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