午前中にイヌのひよりちゃん(10歳)の薬をもらいに動物病院へ行ってきました。
10日ほど前からひよりちゃんの横腹辺りに虫刺されのような後があり、なかなかスッキリしないので、ひよりちゃんも一緒に病院へ行くことにしました。
ひよりちゃんには昨日から「明日は病院へ行くよ」と伝えていたので、わたしが出かける準備をしていると、ひよりちゃんは駐車場に出るドアの前で待機。
ドアを開けると、少し駐車場を探索してから車のドアの前へ。
ドアを開けると自分で車内に乗り込んだひよりちゃん。
よくわかっています。
診察では、細胞診検査をするために皮膚の細胞を少し取ることになりました。
診察台の上で体を横にしなくてはいけませんでしたが、ひよりちゃんは看護師に体をゆだね、シュッと横になっていました。
ひよりちゃん、治療を受け入れているので本当に偉いなと感じます。
皮膚に針を刺すときに痛みでひよりちゃんが驚くのではと思い、わたしは「ちょっとチクッとしますよー」と言うと、獣医師も「チクッとしますよー」と言っていたのでおもしろかったです。
わたしたちもそうですが、急に何かをされるのは驚きますよね。前もって何をするか痛いのか冷たいのかなど説明されると気持ちが少しちがうので、動物たちにも説明してあげると「あ、今から何かするんだね」とか動物たちは察します。
説明をしながら処置を行なっていても「痛い!」や「それは嫌だ」と言うこともありますが、その時は無理に処置を続けずに一端処置をやめて休憩をしてから再度、説明して行ないます。
そうすることで、動物たちは治要などに協力してくれることが多いです。
これは家畜のイヌだけでなく、野生の動物であるシカたちもそうなので、処置など進める際は、本人の気持ちなどを聞きながら丁寧に説明をしつつやっていくのがいいなと思います。
緊急な処置が必要な時は「お願い」をします。
動物たちが緊急処置を「嫌だな」と言っていた場合は、「嫌だよね。ごめんね。今これをしないともっと痛くなるから今させてね」と伝えます。
動物たちへ話しかけるときは「静かな優しい穏やかな声」で話し、動物たちが不要な恐怖や緊張を感じないように気をつけてあげたいですね。
強引に処置などを進めると処置をさらに嫌いになるので、動物たちの気持ちに寄り添いながら進めると動物たちは治療を受け入れてくれるようになります。
動物たちはわたしたちが思っている以上に状況をよく理解しているので、動物たちを感覚・感情ある存在として丁寧な対応を心がけてほしいなと思いました。
保護シカすぐるちゃん(6歳)。すっかり冬毛なすぐるちゃん。
「ぼく、まったり時間すごしてるよ~」
動物たちへの声かけ(説明や励ましなど)は、コミュニケーションを深めるために大事なことなので、動物たちにストレスを与えないほどに(不快や鬱陶しがらない範囲で)みなさんも声かけ(お話)をしてみてはどうでしょうか。
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