前立腺癌で余命宣告を受けている犬のしゅんちゃん(♂12歳)は、今朝とても久しぶりに「散歩に行く!」と言いました。
 
病気になってから散歩に行かないという日が増えたことにたいしてわたしは「しゅんちゃんは散歩嫌いだからしんどくなるとなおさらだよね」と勝手に思っていました。
 
しゅんちゃんが散歩を苦手になったのは、幼い頃散歩を嫌がるしゅんちゃんを無理矢理散歩に行かせていたからです(PONOPONO犬育て前の暮らし)。
 
PONOPONO犬育てを実践し始めてからは、しゅんちゃんは張り切って散歩に行くと言って出かけていましたが、怖く感じる物事が多いしゅんちゃんは少しビクビクしながら散歩をしていまいた。
 
数年前からは怖く感じる物事も減ってきて散歩の多くの時間を楽しんでいるように見えていました。
 
しんどくても自分の対体調そ相談して天気がよく気分よい日はふらっと散歩に出かけたくなるのは人間も同じよねと思いました。
 
散歩嫌いだからしゅんちゃんは散歩に行かないと理由を決めつけていた自分に反省です。
 
ヨタヨタと10分ほど歩いてから立ち止まり、しゅんちゃんはわたしの顔を見て「楽しいね!」と言ってくれました。
 
立ち止まったまま少し休憩をしていると、わたしたちの姿を見た女性が「どうしたの?しんどくなったの?と声をかけてくれました。
 
事情を説明して「今日はとても久しぶりにここまで歩いていたんです!」と言うと女性は感情を込めて「そうなの~がんばってね!」と言ってくれました。やさしい声をかけてくれるのは、ほぼ女性です。
 
しゅんちゃん、今日はお散歩に行けて楽しかったね!
 
 
久しぶりに散歩に行って満足そうなしゅんちゃんは、その後お昼までこの場所で寝ていました。

 
わたしたち人間は他者や物事にたいしての思い込みや決めつけがとてもたくさんあると思います。
 
言語の通じ合う人間同士であっても、相手への思い込みや決めつけがほとんどなので種の異なる動物だとよりそうだろうなと思いました。
 
例えば、「動物は何するかわからないから怖い」とか「汚い」とか「狂暴」など。
 
実際の動物たちは怖くもないし汚くもないし狂暴でもないですよね。
 
偏見からの思い込みや決めつけがあれば、深く考えず単にそう決めつけていることもあるかと思います。
 
他者への思い込みや決めつけをなくすには、相手のそのままを知ることではないかと思うのですがどうでしょうしょうか。
 
その者がそのままの自分でいられるストレスの少ない(もしくはない)安心できる環境が大事で、そのままの相手を尊重することだと思います。
 
そして、先入観とか偏見とかない状態で動物たちと対等にコミュニケーションをとったり、観察したりして、動物たちの考えていること、好みなど知っていくことができます。
 
大事なのは常に相手の声に耳を傾けること、気持ちを聞くことですね。
 
人間の勝手な思い込みや決めで嫌な経験をする動物たちやつらい思いをする動物たちがたくさんいると思います。種や個々の動物たちのことを勝手に○○だと思い込んだり決めつけたりしないようにしたいですね。
 
自分のなかの思い込みや決めつけに久しぶりに気づいたので、その思考に陥っていないか再確認しようと思った1日でした。
 
 
水飲み場にボースで水を入れているとホースを水飲み場から引っ張り出した保護鹿すぐるちゃん(♂6歳)。
 
ごきげんさんでホースから出る水で遊んでいます。
「今日は水浴びもしたんだよ~」とすぐるちゃん。
 
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