深夜2時頃、保護鹿のぞみちゃん(♀推定6歳)がわたしを起こしに来た後ゴタゴタして再度布団に入ったのは朝方でした。
のぞみちゃんが「葉っぱおきなさ~い!」わたしを起こし、袋から葉っぱを取り出して床に置いたところ、保護鹿すぐるちゃんも葉っぱを食べにきました。
その時、のぞみちゃんはすぐるちゃんに「これ、わたしの!」と口ですぐるちゃんの体をつつき、葉っぱを守っていました。
わたしはすぐるちゃんが立っている前に行き、しゃがんで床に葉っぱを置いたところ、すぐるちゃんは不快だったようで、わたしに前脚パンチをしました。
と言っても、よろける程度の優しいパンチです。
わたしがよろけて襖を外してしまったので、犬たちも起きて様子を見に来てくれました。
気持ちが荒れたままのすぐるちゃんは、わたしに向かって、斜め前に顔を上げて耳を後ろに引き下ろし、目を三角にして「フンフン!」わたしの行動に抗議をしていました。
「ごめんね」と誤りましたがしばらく怒っていたすぐるちゃん。
怒るすぐるちゃんをよそにのぞみちゃんはタオルを口に咥えてブンブン振回してひとり遊びを始めました。
すぐるちゃんがイライラしたり怒った時は、刺激を与えないことが必須なので、わたしはキッチンに閉じこもりしばらくジッとしていました。
ゴタゴタしているので犬たちも少し不安&心配になったようです。キッチンに来て「大丈夫?」と聞いてくれていました。
すぐるちゃんが許してくれるのを待って部屋に戻り布団に入るとすぐるちゃんはわたしの手を舐めにきました。
手を舐めることですぐるちゃんは気持ちを落ち着かせる時もあるので、その時々によって適切な対処方法を動物たちはよく知っているな~と感心しています。
朝方に布団に入ったので2度寝のようになり、いつもより起きるのが遅くなったので、その後の予定がつまってしまい1日フル活動で動くことになりました。
動きやすい気候になったので埃だらけの離れ部屋の掃除を頑張りました。不要な物を処分し埃もなくなったのでスッキリです。
夜中によく寝られなかったので、犬のしゅんちゃん(♂12歳)は、朝日を浴びながらスヤスヤ★★★
ポカポカ朝日、気持ちいいね。
少し寝不足なので今晩はゆっくり寝たいところです(笑)。
ところで、鹿さんがお友達の犬さんの体(お腹)を念入りに舐めている動画を見つけました。
犬さんも鹿さんもとても友好的で心あたたまる動画です
鹿さんに舐められている犬さんが気持ちよさそうな表情をしています。
子鹿はこのグルーミングを母親やきょうだい、仲間から学びます。
小さい頃からお母さんやきょうだい、仲間にたくさんグルーミングをしてもらっている鹿さんは、グルーミングが上手です。
相手とのコミュニケーションに使われる鹿たちのグルーミングは、生活の中で重要な位置を占めており、相手との関係性の構築のためによく行なわれています。
我が家の保護鹿すぐるちゃんは、母親からグルーミングを教わっていないので、うまく相手を舐めることができず、舐めたところで相手(のぞみちゃん)に嫌がられることがあります。
グルーミングを知らず成長したすぐるちゃんにのぞみちゃんが実践してすぐるちゃんにグルーミングを教えています。
すぐるちゃんのグルーミングは少しずつですが上達しています。しかし、のぞみちゃんのように舐めることが今もできていません。
お母さんに育ててもらうことは、産れてくる子ども達にとって今後の生命、生き方を左右するものなので(当然)、わたしたち人間は動物たちの母子を引き離さないようすべきだと強く思います。
想像してみてください。
子どもが母親のいない不安な時間をすごすことを。
想像してみてください。
産れたばかりの子どもを失う母親の悲しみの心情を。
子どもは母親を頼りに生き、母親は子どもに愛情を注ぎ、きょうだいは家族を大事に思います。仲間同士、心配も気遣いもします。鹿たちは社会的な動物なのです。
そのかれらの暮らしを脅かしたり、奪ったりしないようにしよう。
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