今日は翻訳家で執筆家の井上太一さんとZOOMでお話をしました。

 

井上さんは動物の擁護活動を長年行なっていらっしゃるので、この界隈には詳しく、活動を始めて数年のわたしは井上さんの話から多くの学びがあります。

 

先日、わたしが参加したYouTubeのアニマルライツチャンネルLOV44を視聴した井上さんは、女性の性売買と捕鯨、シカの捕殺事業ともにある、構造に気がつかれました。

 

それは、神話のようなものからそれらの正当性を行なっているというもので、シカの場合であれば「増えているから殺さなくてはいけない」や「生態系に悪影響を与える」などという正確ではない主張により行なわれているというものです。

 

捕鯨であれば「鯨が他の魚を多く食べるので生態系を破壊する」などです。

 

根拠もないのに多くの人に絶対的なものとして信じられ、シカの大虐殺が行なわれているのです。

 

とても悲しいです。

 

井上さんとの話の後に、インスタグラムの投稿を見ると、置かれている状況によって異なるシカの動画が流れてきました。

 

奈良公園のシカの画像から始まるこの動画は、宮島のシカに移り、最後は野生のシカたちの姿です。

 

●動画はこちらです↓↓↓

 

 

 

みなさん、この動画を見てどのように思いますか?

 

これが、わたしたちが行なっていることです。

 

わたしたちの勝手な認識でシカたちはこんなに違う扱いを受けるのです。

 

胸が苦しくなり涙が出ます。

 

野生のシカたちは人間の勝手な都合で殺されているのです。

 

生態系の保全?農業被害対策?これらはシカを殺さず対策はできるのです。

 

しかし、あえてわたしたちはシカを殺す選択をしているのです。

 

殺してよい存在はいません。奪ってよい命はありません。

 

人間のためにシカを殺しているんだという考えは、実際には暴力、差別を肯定する正義とはほど遠いものです。

 

狩猟については、動物殺しを快感とするハンターは国主導の個体数管理があり喜んでいるのではないでしょうか?

 

社会的で負の認識である動物殺しを堂々と行えるのですから。

 

みなさんは動物が酷い扱いを受け殺される姿を見て、どのように感じますか?

 

そして何をおもいますか?

 

シカたちの苦しみを知ってもなおあなたはシカたちを殺しますか?

 

あなたにとって正義とは何ですか?

 

その正義はわたしたちと同じ感情、感覚を持ち具え、知性ある会的なシカたちの生活、家族、親たちの命を奪い正義と言えますか?

 

シカたちの生活や家族、命を奪うことは正義ではなく明らかに暴力です。

 

暴力への言い訳や理由を言い、暴力を正当化するこの社会にわたしは大変憤慨して心が荒れています。

 

 

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