前立腺癌と診断され生存期間1ヶ月ほどと獣医師に言われた犬のしゅんちゃん(♂12歳)ですが、今日も調子よく過していました。
 
雨が嫌いなしゅんちゃんは「今日は雨だから庭に出れないなー」と少ししょんぼり。

 
 
「撫で撫でして~」としゅんちゃん。
 
 
「もっと撫でて~」と言うので、しゅんちゃんが満足したというまで撫でていました。
 
 
犬のひーちゃん(♀9歳)は、フニュフニュ言いながら体をゴロゴロ。
 
 
ウハァ!♪!
 
2017年に鹿のすぐるちゃんを保護するまでの生活は犬たち中心でした。
 
すぐるちゃんを保護してから、鹿の子育てがわからないわたしは毎日慌ただしくし、犬たちとの時間も少なくなっていました。
 
しかし、犬たちはわたしが懸命に行なっていることを理解してくれて、すぐるちゃんを気にかけるようになりました。
 
犬たちは散歩から帰ってきたら、すぐるちゃんの確認を必ずしてミルクの時間には犬たちも一緒に手伝ってくれていました。
 
急な環境の変化で犬たちは大変戸惑っていたと思いますが、犬たちは状況を理解し保護鹿すぐるちゃんに気遣いしながら行動をしてくれていたのです。
 
犬と鹿と人間との生活が落ち着くまでは本当に大変でした。
 
試行錯誤しながら生活を整えていき、やっと落ち着いてきた頃に鹿ののそみちゃんのレスキューがありました。
 
のぞみちゃんは右前脚に深い傷を負っていたため、すぐるちゃんを保護した時よりも大変でした。
 
適切に診察治療してくれる獣医師もおらず、腐りゆくのぞみちゃんの脚を見ては毎日絶望感で心はいっぱいでした。
 
この時、犬たちとすぐるちゃんがのぞみちゃんのお世話を頑張って手伝ってくれて、状況に絶望するわたしを励ましてくれていました。
 
犬のひよりちゃんは鹿たちと生活する期間の方が長くなりました。
 
わたしが鹿たちを保護、レスキューできたもの犬たちとすぐるちゃんのおかげだととても思います。
 
みんな、しっかりと状況を判断してどのように行動するかを自分で決めているので、わたしはすぐるちゃんとのぞみちゃんの命を繋ぐことができたのだと思います。
 
犬や鹿たちを見習わなければといつも思います。
 
人間以外の動物たちは「何も考えていない」とか「何も感じない」とかよく言われていますが、実際の動物たちは物事に対してよく考えていますし、その時々に適切な行動をします。
 
これは本当にすごいことです。
 
動物たちの能力を過小評価して関わるのではなく、動物たちの行動などから、動物たちの「言葉」を読み取り、動物たちの心を知ってほしいなと思います。
 
わたしは動物たちから学ばなければいけないことがたくさんあるなと思いました。
 
みんな、いつもありがとう。
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