今日は糞粒調査の日だったので、鹿たちの行動を観察しながら、鹿たちが床や地面に落としたウンコをひたすら数えていました(笑)。

 

日中は犬も鹿たちもごゆるりタイムなので、その間に調べ事などをしてひとつ用を済ませることができました。

 

ところで、アメリカで民家のプールに落ちた鹿の救出を警察官が行なったニュースがありました。


見てみるとプールに落ちている鹿に警察官が「普通」に声かけをしていました。

 

鹿ですが「ペット」の犬に接するような声かけでさずがアメリカだなと思いました。

 

それだけ野生動物との距離(存在としての距離と心の距離)が近いのだと思います。

 

●動画はこちらです↓↓↓

 

 

 

鹿さんは警察官の助けがあり、無事にプールから脱出することでき、森に走って行きました。

 

鹿への警察官の声かけは微笑ましいですが、人間から距離を取って生活する鹿さんにとっては、人間の声や手をパチパチたたくのは恐怖でしかない場合が多いので、声かけは適度にと思います。音を鳴らすのは止めた方がいいですね。

 

鹿たちの恐怖やストレスなどを考えると、静かに救護するのがよいので、わたしは必要最低限の声かけを小さな声で行ない後は無言で救護してきました。

 

ともあれ、警察官は救護の際、野生動物だからと特別に扱いを変えていないところ(普通なの)がいいです。

 

日本では、野生動物は人々から何線も引かれており、人々が野生動物と接触する際には、人間側が変に意識しいることがほとんどですよね。

 

「野生動物は危険だー!」とか「獰猛だー」とか政府や行政、メディアが散々言い続けているので、人々の意識はそうなってしまっていますよね。

 

実際の野生動物はわたしたちが思うような「危険」な生き物ではありません。

 

他の国の人たちは、それを知っているのだと思います。なので、野生動物への接し方もやわらかく、注意すべきところは注意しながら救護していますよね。

 

わたしたちの社会も野生動物に理解ある、野生動物を受け入れる社会になるといいなと思います。

 

ところで、もうひとう気になる動画がありました。

 

木の枝を下げる猿さんです。

 

猿さんの下げた木の枝にある葉っぱを鹿さんたちが食べているのです。

 

日本では、屋久島の猿さんが地面に落とした木の枝や木の実を鹿さんが食べているのが確認されていますよね。

 

猿さんと鹿さんの関係がおもしろいなと思います。

 

●猿さんと鹿さんの動画はこちらです↓↓↓

 

 

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多くの他の国では、野生動物との平和共存に向けて動いており、野生動物の殺害をよく思わない人は殺害を指示する人より多いということです(アメリカの調査)。

 

野生動物の個体数管理も非致死的方法を採用したいという州が多く、その研究もどんどん進んでいます。

 

野生動物と平和的にかかわることはできるのですが、それをしないのがこの社会です。

 

なぜしないのか?自問自答してほしいです。

 

そして、社会の構造に目を向けてほしいです。

 

動物を殺すことの正当化はとても強引で認知を歪めるものです。

 

都合のよい脳内変換をしないで、事実と向き合い問題を根本的に解決する姿勢が大事だと思います。

 

今日も平穏な一日にだったのでよかったです。

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