19日、腫瘍を得意とする病院で検査をしてもらったしゅんちゃん(オス12歳)。
 
初めて行く病院だけあって、動物にやさしい病院であることを願いつつ行きましたが、犬に対する配慮ない扱いだったので、大変残念でした。
 
しゅんちゃんは疲れ切り、昨日は一日呼吸が荒く、わたしはしゅんちゃんがこのまま死んでしまうのではないかと思うほど様態が変化していました。
 
昨晩の様子↓↓↓
 
 
呼吸が荒いのでクーラーを24時間つけて室内の気温をかなり下げてすごしていると、ようやく今朝になり、呼吸が少し落ち着きました。
 
横になって寝ることもできています。
 
犬のひーちゃん(メス9歳)は、しゅんちゃんが心配で少し不安そうにしています。不安からクッションを咥えるひよりちゃん(クッションを咥えて落ち着こうとしているのです)↓。右・しゅんちゃん。

 
しゅんちゃんのお世話する準備のため、ネットでいろいろ購入して、念のために携帯用の酸素ボンベも用意することにしました。通院などで呼吸が荒れたら呼吸を落ち着かせるのに使用しようかなと考えています。
 
2020年、交通事故に遭ったシカのせーこちゃん(メス幼鹿)を保護たときに、床ずれ防止にと購入したマットがあったので、それをしゅんちゃんに使ってもらうことにしました。
 
このマットが我が家に届いた時には、せーこちゃんはもうこの世におらず、未使用のまま屋根裏にありました。
 
マットの確認をする鹿のすぐるちゃん(オス6歳)。
 
しゅんちゃんのお気に入りの場所にマットを敷いたのですが「使わない」としゅんちゃん。
 
「これ、じゃまだよ」
 
この後、別の場所に移動したためマットはまた屋根裏へ。
 
今日はかかりつけの獣医師と今後の処置の方向性を話しました。
 
尿路を確保するための管は尿が出なくなるギリギリの方がいいという獣医師の判断で、わたしはそれに合意しました。
 
理由は管はずっとつけておけるものではなく、つけると生活の質がグッと下がるので、尿がある程度出ている間は不要とのことです。
 
後、排便もしにくくなるので、その時は便を柔らかくするのを使用します。
 
薬は一種類プラスするか検討中です(服用してもあまり効果がないということなので)。
 
しゅんちゃんは長生きすると勝手に思い込んでいただけに、間近に迫る別れを受け入れられない状態です。
 
しかし、今後の方向性を決めなければいけないので、獣医師と最期の話もしました。
 
しゅんちゃんの苦痛を和らげる処置を続け、苦痛の回避が困難だと判断された場合は安楽死を考えています。
 
安楽死については、さまざまな意見や考えがありますが、わたしは患者である本人の苦痛を取り除くことだけを考えてあげたいと思っています。
 
動物たちはみんな我慢強く、頑張り屋さんです。
 
動物たちが自分で決めた頑張りは尊重してあげたいですが、病気の場合はその頑張りを理解してあげて、苦しみに共感してあげたいです。
 
どの動物も自身が経験する苦痛から逃れようとします。
 
他者の生命を意識的に終わらせるのは倫理に反すると言われるかも知れませんが、動物の頑張りを尊重すると同じく、動物たちが逃れようとする病などの苦痛を取り除いてあげることは大事だとわたしは思っています。
 
とてもつらい現実で涙が出ますが、みんな(犬鹿たち)を不安にさせてはいけないので、通常を意識して毎日をすごそうと思っています。
 
 
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