明日は犬のしゅんちゃんの検査です。尿路上皮癌の診断を受けたしゅんちゃん。わたしはしゅんちゃんの癌が転移していないか気になりすぎて全く落ち着きません。
そんなわたしを犬たちが気遣い時々「大丈夫?」と聞きにきてくれます。
病であるしゅんちゃんにも気を遣わせてしまい申し訳ない気持ちになっています。
犬と鹿たちの思いやりを感じつつも、犬と鹿たちに心配をかけたくないので、冷静になってしゅんちゃんの今後の治療に備えたいです。
ところで今日は翻訳家の今津有梨さんとオンライン対談をしました。
今津さんは『荷を引く獣たち 動物の解放と障害者の解放』を日本語と韓国語に翻訳されました。今津さんは韓国で動物の擁護活動を行なわれています。
今津さんは、わたしが犬のトレーナーになるのをやめて犬を尊重する犬育て、PNOPONOに移行した経緯とPONOPONO犬育てに関心を持ってくださり、今回の対談の運びになりました。
今日の対談に向けて、わたしは数日前から、犬のトレーニングや「しつけ」を行なっていた時期のことを思い返していました。犬たちを苦しめていた時代のことを思い出すのはつらいですが、時折思い出して同じ過ちを起こさないように心がけるのはいいことだと思いました。
PONOPONO犬育ての講座を受講して6,7年になりますが、わたしはまだ講座を受講中です(苦笑)。最後のレポート作成に取りかかれていないので、今年中に終了するのは無理かもしれませんが、来年には講座を終了していたいです。
今津さんとは今日初めてお会いしました。今津さんは、動物と人間との関係性を深く考え、動物に対する人間の感情などの考察も深かく、言葉に重みのある方でした。
今津さんのお話を通して、わたしも動物倫理や動物の行動、人間と動物の関係性もっと勉強しなくてはと思いました。
わたしは犬との暮らしからPONOPONOに出会い、犬との関わりについて発信していく予定でしたが、鹿たちとの出会いをきっかけに、野生動物について発信するようになりました。
畑違いと言えばそうなのですが、動物の基本性質については犬も鹿も同じ点があるので、犬たちについて学んでいた時期の知識は今でも多いに役立っていますし、動物たちを取り巻く現状は、犬たちでも鹿たちでも根っこは同じです。
毎日時間追われあまり勉強できていませんが、成長したいので勉強できるように努力しようと思います。
今日のオンラインでは、犬のひーちゃん(メス9歳)と鹿のすぐるちゃん(オス6歳)がほんの少し参加しました(笑)。
ひーちゃんは「わたしのこと忘れてるやろ~」と言い、「わたしを撫でろ」と言うので撫でに行くと「抱っこ」というので抱っこして、そのままオンラインに参加。
すぐるちゃんは「なに話してるん」と聞きにきて、机に頭をコンコン。すぐるちゃん、以前はオンライントークに興味津々だったのですが、今日のすぐるちゃんは「また~」という感じでした。
鹿ののぞみちゃん(メス推定6歳)と犬のしゅんちゃんはオンラインに興味なく、自分たちの時間をすごしていました。
早いものでPONOPONO犬育てを実践し始めてから7年。わたしは犬と鹿たちから多くのことを学んできました(もちろんPONOPONO犬育ての川上さんからも)。
人間社会に浸り他の動物を鑑みない生活から一変。
人間、変わらないとよく聞きますが、わたしのようにおとなになってからも変わる人が中にはいます。
変わって思ったことは、人間は人間社会で生きるスキルだけを身につけるだけでは大事なものを見失ってしまうということです。
事流れ主義や長いものに巻かれろ、見てみない振り、空気を読むなどのスキルを身につけても、心の隅っこでモヤモヤしたものが残り続けますし、現実に起っていることからどんどん遠ざかり、他者の苦しみに目が届きにくくなります。
他者の苦しみを可視化し、その苦しみをなくしていくことは社会にある暴力や差別、偏見をなくしていくことに繋がります。
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