昨日に続き今日も気分落ち込む一日をすごしていたわたしですあせる
 
野生動物たちやその他の動物たちへの社会の不寛容さ、理解のなさに落胆しています。
 
この間にも多くの動物たちが人間に危害を加えられたり、殺されたりしているので、「わたしはこんなに平穏な生活を送っていていいのだろうか」と涙が出てきます。
 
今まで人間の特権など考えず生きてきたので、自分の特権や立ち位置を知ると、人生どう生きるかという問いに向きあうようになりました。そのことで自分が目指す方向を見つけることができたのはよかったと思っています。
 
動物たちを取り巻く現状が酷すぎるため、やはり気落ちしますが、わたしの持ち前でもある、少しずつでも前進あるの精神を発揮して自分の目指すことをひとつひとつやっていきたいと思います。
 
 
ところで、シカさんたちには1頭1頭が持つ、毛の模様があり、同じ模様になることは絶対にないということです。
 
シカさんたちは年に2回毛換りします。
 
春から夏のシカたちの体毛は冬毛より明るい色で白い斑点が出ます。
 
夏に出る、この白い斑点を「鹿の子(かのこ)模様」と言い、子鹿は鹿の子模様が出ている夏毛の状態でお母さんのお腹からこの世界に出てきます。
 
鹿の子模様は人間の指紋のようなもので、鹿の子模様は生涯変わらないそうです。
 
夏毛になぜ白い斑点が出てくるの?との仮説には「夏の木漏れ日に似せて外敵から身を守るため」があり、身を守るための保護色であると言われています。
 
冬になると鹿たちは夏毛よりも暗い色の毛になり鹿の子模様はありません。鹿たちの冬毛は、まるで枯れ葉や枯れ木ような色で、この毛色も天敵から身を守るための保護色と言われています。
 
 
鹿ののぞみちゃん(メス推定6歳)の夏毛です↓↓↓

 

我が家の2頭の鹿たちの毛を見ていると、のぞみちゃんと鹿のすぐるちゃん(オス6歳)の鹿の子模様が全く違うので、興味深いです。

 

わたしが今気になっているのは、背中の毛です。

 

のぞみちゃんの背骨の部分(真ん中)の毛の色が他の部分より少し濃くなっているのがわかりますかね?

 

 
 
背中の毛の色ですが、すぐるちゃんの場合、その部分の毛色がとても濃く、黒っぽいのです↓↓↓
 
 
 
後頭部からお尻にかけてこの黒い毛は一直線に繋がっているのです。
 
ある鹿の専門家によれば、オスはここの毛が黒ければ黒いほどメスにモテるということです。
 
すぐるちゃんとのぞみちゃんの夏毛の色や鹿の子模様がとても違うので、観察していて鳥肌立つ程、毛並み観察にワクワクしているわたしです(笑)。
 
のぞみちゃんの鹿の子模様は胴体全体に満遍なくあり、模様の色はすぐるちゃんに比べ少し黄色い感じがします(アイボリー色のような感じ)。
 
もし、夏にどこかで鹿さんたちと出会うことがあれば、この鹿の子模様を見比べて見てください!
 
1頭1頭違うので、観察すると楽しいかと思います。
 
鹿の子模様からも1頭1頭の存在の尊さを感じます。
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