今日も猛烈な暑さでしたね。

 

地球の臨界点(ティッピングポイント)は超えたという報告もある中、今年も世界では大規模な山火事が発生しています。

 

その中でもギリシャの山火事は凄まじいことになっていおり、「燃え広がった山火事が空軍基地の近くにある弾薬庫に到達し、大規模な爆発が起き」たそうです(ニュース動画)。

 

2019年にオーストラリアで発生した大規模森林火災の際、地域の獣医師や動物保護団体、個人などが山火事によって負傷した動物たちを救出していました。

 

ギリシャでもイヌやネコ、野生動物、家畜たちを救う活動が懸命に行なわれています。

 

動物たちを救う「ボランティアたちは、激しい火災に巻き込まれた猫から鹿に至るまで、ペットや野生動物を救出するために24時間体制で活動している」そうで、カメやシカ、ハリネズミ、コウモリなどの野生動物たちにも救護の手が差し伸べられているということです。

 

●記事はこちらです↓↓↓

 

 

他の国の活動を知る度に「日本ではどうだろう」といつも考えます。

 

日本の場合、山火事などで負傷した野生動物たちは悲しいことに放置されるでしょう。

 

日本はなぜか、動物を救護することには否定的・消極的です。

 

これも、過去の歴史が関係していることだと思いますが、野生動物や家畜と言われている動物たちに対してあまりにも無慈悲です。

 

伴侶動物たちも含め、この社会は動物たちを利用するだてして、動物たちに共感したり、動物たちを思いやったりすることがほとんどありません。

 

動物たちが苦しんでいても、「最もらしい理由」を付けては、動物搾取や支配を行なっています。

 

しかし、それらが「ふつう」になっている社会では、悲しいことに動物に対する支配や搾取は問題視されないのです。

 

他の国の動物たちへの扱いを知ることで、わたしたちの考えや認識を改めることができればいいですが、社会はそれもしなくなっている現状です。

 

動物保護を社会に訴えると、誹謗中傷や非難の被害を受けることになり、動物保護の訴えは「ただしくない」ものとして扱われるのですが、それほどおかしなことはありません。

 

動物保護を訴えに対するコメントで「他府県の人の意見は聞きません」的な内容を見かけましたが、動物への扱いは普遍的なもので世界共通の問題です。

 

そこに他府県とか国とか関係ありませんし、行政や議員などははここに住んでいる人たちの意見を聞くのが仕事です。

 

日本はとんでもなく独自路線を歩んでいるのは、動物を取り巻く現状からも、とーてもよくわかります。

 

情報鎖国状態になっている日本なので、ひとりひとりが暮らしの中で少しでも他の国の状況や活動を知る努力をして、今後のわたしたちの暮らしに役立てる知識を備え持ってほしいなと思います。

 

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