天気が良すぎて気温が高かったのでわたしは暑さバテしてしていました(汗)。

 

イヌとシカたちも少し暑さにまいっている感じでしたが、涼しい場所でゴロゴロしながらゆったりした時間をすごしていました。

 

ところで昨日、市の鳥獣担当課の方と野生動物についての話をしましたが、その話の中で今年着工される野生動物の屠殺場の予算についても話をしました。

 

わたしの住んでいる市の広報2021年には、獣肉利活用施設建設工事費用6千万円ほどと書かれてありましたが、広報2023年ではその額が跳ね上がり2億円を超える工事費用が書かれていたのです。

 

このことについて担当者に聞くと、2021年広報に掲載した金額が「建物だけの金額」ということで、そこに設備など含めることで2億円を超えたということです。

 

ジビエ活用プロジェクト事業に国からの補助金はいくらか聞くと、国から5千万円の補助があったそうです。

 

その他の補助金を合わせても、獣肉利活用施設建設に多額の市税が使われれるのです。

 

この事業にこれほどの大金(市税)が使われるのを市民は広報で知ることができませんでした。

 

ジビエ利活用プロジェクト事業についてわたしは何度か市長にメールを届けていますが返信はなく放置されています。

 

また、獣肉利活用施設建設反対署名活動もしましたが、少数の市民の声は事業に反映されることはありませんでした。

 

高齢化が進む市で、市税の使い方が完全に間違っていると思います。

 

それほどのお金を屠殺場建設に使うのであれば、農業被害額の保障もできますし、農作物を守る適切な防除策の設置もできますし、高齢者の方たちへの支援もいろいろとできるのではないでしょうか。

 

財政が苦しい市でこのようなお金の使い方がされているのです。おどろくほかありません。

 

現在、各地で野生動物の屠殺場建設などが行なわれていますが、みなさんの街の行政のお金の使い方はどうでしょうか?

 

「ジビエで地域おこし」や「村おこし」、「地域活性!」というのは持続不可能なものであり真の地域活性化ではありません。

 

野生動物の捕殺やジビエ事業は大きな癒着構造から成立っており、野生の動物たちは人間の身勝手の犠牲となっているのです。

 

他者を無数に犠牲にして繁栄しようとする人間は、動物である人間として正しいであろう行動(他者を苦しめない、傷つけない、困らせないなど)を常に考え行動すべきではないでしょうか。

 

濡れ衣を着せられ、殺されゆくかれらをこれ以上悪者にしないように、ここに住むひとりひとりが自然環境やそこに棲む動物たちへの知識を得て、意識と共感力を高め倫理観ある社会を目指したいものです。

 

 

シカのすぐるちゃん(オス6歳)の幼い頃の写真が出てきたので、思い出として載せて起きますクローバー

この頃は、シカとの生活に試行錯誤していたので、庭にはタイルがある状態です。

 

有蹄類であるシカにはタイルは脚が滑りよくないので、タイルはこの後撤去しました。

 

幼くても表情や姿勢など成長してからも変わらず、小さなすぐるちゃんをそのまま大きくした感じの今のすぐるちゃんです照れ

 

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