我が家から車で15分以内に今の家より敷地が広い物件が出たので、その物件を見に行ってきました。

 

敷地は広く今住んでいる場所より山奥なので静かでいいのですが、家が使い物にならず解体費用がかかることや水がないということから、購入はないかなと思っています。

 

なかなかいい物件が近くで出てこないので、希望を失い始めていますが、継続して物件探しは行なう予定です。

 

物件探しがよい展開にならないので、気分転換に非遺伝子組み換え大豆ワックスとオーガニック精油を使い、アロマキャンドルを作ることにしました(始めて作ります)。

 

溶かす大豆ワックスの量が少なかったので、容器半分のキャンドルに仕上がりましたが、ワックスの上にちらしたドライフラワー(カスミソウ)がかわいくて、気分ほっこりです。

 

 

今日はアメリカの各地で行なわれている鹿の個体数管理の方法についての動画を紹介したいと思います。

 

アナーバー州で生活する一部のメス鹿たちが個体数管理のために卵巣摘出手術を受ける動画です。

 

 

●動画はこちらです↓↓↓

 

 

日本では草食動物の避妊処置(卵巣・子宮摘出)はできないと一般的に言われています。

 

その理由はお腹を切開すると腸が外に飛び出てくるというものです。

 

この認識は京都動物園の獣医師など、動物の「専門家」と言われる方たちの中でも言われており、日本の獣医療の未発達さがうかがえます(天王寺動物園にも鹿の避妊手術についての質問の手紙を書いたのですが、返信はなくスルーされました)。

 

適切な処置では、お腹の切開時に草食動物の腸は外に出てきません。先進的な獣医師は、アメリカなどで草食動物に行なっている不妊処置をすでに行なっており、その技術を他の獣医師に伝える活動を行なっていらっしゃいます。

 

鹿への不妊プログラムを行なうすごいところは、野生の動物の知識や扱い、獣医療など、動物と関わる際に必要な知識があるということと、このプロブラムに行政が予算をつけたり、大学が率先して行なったりしているところです。

 

野生の鹿の外科的避妊処置は労力も資金も場所も必要ですが、それをやってのけるのは動物への倫理的扱いを重視しているからだと思います。

 

非致死的な方法での個体数管理は、そうでない個体数管理よりはるかよいです。

 

わたしは野生の動物への避妊処置は全面的に賛成ではありませんが、殺害されるなら避妊処置の方がよいと考えています。

 

他の国では、野生動物の苦しみなどを考えた活動が行なわれており、野生の動物たちへの人間の倫理的活動は称賛されています。

 

アメリカの鹿の不妊プログラムは、当初は卵巣官結束処置でしたが、メス鹿の発情を抑えることができず問題が生じたために卵巣摘出手術となり、今ではワクチンの開発が進んでいます。

 

卵巣摘出手術も州によって方法が異なるようで、お腹を切開する方法と内視鏡を使用した卵巣の破壊があるようです。内視鏡を使用した処置では傷口が非常に小さく、処置が済んだ鹿は麻酔から覚醒されるとすぐに自然環境へ返していました。この動画を以前見たのですが、今見つけることができないのが残念です。

 

野生の鹿の不妊処置はじわじわとその効果がでてきているので、日本も殺さない方法で野生の動物たちとの平和共存を意識した方向へ進んでほしいです。

 

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