・治療が必要な宮島の鹿さん(ちびちゃん)が亡くなり、多くの方たちが悲しんでいることと思います。ちびちゃんを助けたいと声上げをしてくださったみなさん、ありがとうございました。悲しいですが、今後、日本が野生動物の救護に積極的になるよう、気を引き締めわたし自身活動をしていきたいと考えております。

 

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庭のくるみの木の苗が大きく成長し、防除ネットにくるみの新芽が押しつぶされていたので、ネットを外して木の柵を上に付け足すことにしました。

 

同居人Kが作業を開始すると、鹿のすぐるちゃん(♂6歳)が早速手伝いにいっていました。

 

「むむむっ。これで何するん?」とすぐるちゃん。

 

すいぐるちゃんは、手伝いをよくしてくれます。すぐるちゃんの手伝いは、同居人の作業の観察や物の確認、作業をうまく進めているか確認する現場監督などです。

 

目新しい物などがあれば、必ず確認するすぐるちゃん。

わたしがすぐるちゃんの写真を撮っていると……。

 

「手伝いしていたよー!」とわたしに報告しにきてくれました。

 

報告してくれるのがおもしろいです。

 

犬や鹿たちと一緒に生活していると、犬や鹿たちがその時々に表す感情の豊かさに感動します。

 

人間社会にどっぷり浸かり生活していると、他の種の存在は薄れ他の種を大集団として認識されていることが多く、個々の存在に目が向けられることは少ないように思います。

 

個々の存在に目を向けると、それぞれの個体が持つ感情の表現などに気づきやすくなり、人間と人間以外の動物との境界線が曖昧になると思います。

 

わたしもそのひとりで、犬と鹿たちと生活することで人間と人間以外の動物との共通点を多く知り、犬と鹿たちとの関係性が大きく変化しました。

 

人間として個々人として、他者を支配することなく他者と対等に関わり、友達としての関係性を築くことで、さらに多くの人間以外の動物たちの世界を知ることができます。

 

人間は長い歴史の中で人間以外の動物たちを自分たちの支配下に置いていますが、人ならぬ動物たちが個々の存在であることをわたしたちは気づき認め、動物たちが人間による支配に苦しんだり命を奪われたりしない生を生きられるよう、動物たちに対するわたしたちの認識や価値観を変革していかなければいけないなと思います。

 

犠牲は避けるべきことです。

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