治療が必要な宮島の鹿さんですが、治療をしてくれる獣医師が見つかったとの話を聞きました。担当獣医師さんへの確認はできていませんが、治療に向けて動いてくださっていることを大変うれしく感じます。獣医師さん、行政の方々、どうぞよろしくお願いいたします。

鹿さんの治療の実現に向けて協力してくださったみなさん、どうもありがとうございました。また、現在も動いてくださっている方々、ありがとうござます。治療が終わるまで心配ではありますが、よい展開に進むことを願っております。

 

●追記2023年6月19日 18:06

 おそらく子宮脱or直腸脱であろう鹿さんを治療してくださる獣医師の方はいないということです。

 

現在、情報が混乱していますので、誤った情報を拡散しないために、今度、治療が必要な鹿さんの情報の発言は控えたいと考えております。ご理解願いますm(__)m。

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野生動物の救護について、さまざまな意見がありますが、「救護が必要」と「そうでない」時をきちんと理解した動物救護活動が必要だとわたしは考えています。

 

トロントワイルドライフセンターは「健康な動物を野生に戻すことを最終目標として、野生動物の状況に関する教育と専門家のアドバイスを提供し、病気や怪我、孤児になった野生動物に医療を提供することで、人間と野生動物の平和的共存を促進」する活動を行なっており、市民と野生動物救護センターが感覚的にも近い距離にあります(参考文献 Toronto Wilflife Centre)。

 

オランダでは、「『動物の健康と福祉に関する法律の第36条』(1992年9月施行)に『人間は動物の世話や看病、救助を提供する義務を担っている』と記されており、オランダの人びとの認識は『動物と人間は同じ』」という認識だそうです。そのため、さまざまな種を受け入れる野生動物の救護センターがあったり、ペットショップでの犬猫の販売をしていなかったり。

 

動物と人間を同等と考えるオランダでは、原則として殺処分される動物はいないということです。

 

●野生動物救護に関するオランダの記事はこちらです↓↓↓

 

 

 

自然環境に対して人間活動が迫り及んでいるため、今後、野生動物と人間が出会う機会が増え、それに伴い数々の問題が生じてくると思います(現在も生じています)。 

 

アメリカ、カナダ、中国、タイ、インド、スペイン、オーストラリなどの他の国では野生動物との一部で平和共存を目的とした活動が行なわれており、野生動物の救護活動が身近です。

 

一方、日本では市民が傷病鳥獣を「助けたい」と思っても、スムーズに進まないことがほとんどではないでしょうか。

 

住んでいる地域で野生動物の救護に関する方針も異なり、傷病鳥獣の救護の体制が整っていない地域では、保護主は途方に暮れることがあるかもしれません。

 

傷病鳥獣の救護の必要性を語ると、それに対して反対意見もありますが、平和的活動を否定する発言に困惑しています。

 

日本はさまざまな分野で独自路線を突っ走っているので、世界の流れから逆行していることも多いく、他の国の情報が非常に入りにくくなっているので、意識的に外向でいなければと常々思っています。

 

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