昨日、洗濯機を使用していると大きな音が鳴り、そのまま使用するのはよくないと思ったので購入店に修理の依頼をしました。受付担当者に修理を急いでいることを話すと、明日、技術者が洗濯機の点検に来てくれることになりました。迅速な対応で助かります。
夜中は1時すぎから強い風が吹いて家がきしむ音で目が覚めました。シカたちは物音に驚き庭に出ていきました。その後、激しい雨が降り、近くに雷が落ちてゆっくり寝ていられない状況になっていましたが、シカたちは庭に出たまま室内へ入ってきません。天候が激しく荒れている時間、シカたちは逃げ場のない室内にいるより庭にいる方がいいようです。
ところで、シカについて社会で言われていることのひとつに「シカはダニやヒルを運び、広げる」があります。
ダニやヒルの分布を人間はシカの「せい」にしていますが、そもそもシカの行動範囲にはすでにダニやヒルがいるでしょう。
生物の移動には人間活動が大きく関係しており、人間が山などに分布する生物を街など他の地へ運んでいます。その中には狩猟も含まれており、狩猟者がダニなどを新天地へ運んでいます。
生物の移動は人間が関与しているにもかかわらず、それらを棚の上にして、シカの「せい」にするのは非常におかしなことです。
アメリカなどでもシカがスケープゴートにされていますが、それに対して「それは違うよ!」との意見があります。
たとえば、シカがライム病を媒介することが一般的に言われていますが、ライム病はシカの個体数の多さやシカ自身が原因ではなく、人間による土地利用や地球の温度上昇が要因のひとつだということがわかってきました。
そして、シカの個体数が多い地域でライム病に感染したダニの割合が減少しているとのことです。また「ボレリア症の発生率は、シカの個体数とヘラジカの個体数の両方が減少した期間に、ノルウェー南部で増加しました。シカがこれらの吸血性寄生虫をより多く獲得したことを非難することはできません」。ということです。
シカが悪者にされることは日本以外の国でもありますが、他の国は日本のように全面的に「シカが悪い」ということはないです。
日本はシカを悪者できる材料集めばかり行なっている現状です。これはとても不健全な研究環境ですし、お上に従うといったことが社会に蔓延しているので、社会のあり方としては非常によくないなと思います。
このブログで何度も訴えていますが、現在、シカに対してこの社会で一般的に言われていることを鵜呑みしないで、情報の周辺広く見渡してほしいと思います。
シカを悪者にするのはやめよう!
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参考文献
Don't Blame Deer For Lyme Disease Earth&Animal Advocates Blog(最終閲覧日:2023年4月17日)。