統一地方選挙の投票日が近づいてきている中、県知事選挙候補者の一人の選挙チラシに「鳥獣による農業被害への支援」をが書かれていたので、事務所に連絡をしてその内容を聞きました。

 

すると、捕殺への支援も考えられていたので、WDIの話を午後から聞いてもらうことになりました。

 

以前作成していた「生動物との平和共存に向けた施策の要望」とその他の資料を持って事務所に行くと、落ち着いた男性(事務局長)が対応してくれました。

 

鳥獣による農業被害等の支援は、捕殺を考えられていたことから、わたしは環境整備への支援(小規模な防除策設置・緩衝地帯を設ける)をお願いしてきました。

 

野生動物に関する資料の説明が終わると、事務局長は「この活動をし始めたきっかけはどういうことからですか?」とわたしに聞きました。

 

わたしは、シカたちを保護したことがきっかけだと話すと、事務局長は「電話での会話から長らく研究をしているのだと思った。違うのですね……?」と言ったので、わたしは「シカたちを保護してから勉強しました」と言いました。

 

わたしが研究者ではないとわかったことで、事務局長の心情にどのような変化があったかわかりませんが、研究者でなくても、ひとりの意見は誠実に聞いてほしいなと思いました。

 

弱者を救いたい事務局長と社会正義運動について少し話をしました。

 

話を聞いてもらう、話に関心を持ってもらう相手の年齢別に異なる方法が必要とのことで、今後、わたしなりに模索しながらやってみようと思いました。

 

しかし、わたしにできないこともあるので、自分が確実にできることからひとつずつやってみようかなと。

 

ツイッターでちょうど、弱者を守る活動をされている方でも、動物への搾取には思いも至らないとコメントをくださった方がいました。

 

ほんとうにそうだなと思います。

 

動物たちは弱者ですが、動物たちのその苦しみは見過ごされているのです。

 

その背景には、種差別があるのでは?と思うのですが、どうでしょうか。

 

人間以外の動物たちは弱者のなかの弱者であり、人間にひどい扱いを受けて命を奪われています。

 

動物たちのその苦しみを考えることは、動物(人間)として当然のことです。

 

動物たちへの人間の扱いを知ることで、人間社会の構造も理解でき、暴力とはなにか?差別とは何か?平和とは?を理解できていくでしょう。

 

野生動物に差別や暴力を向けるのではなく、動物たちには思いやりと配慮を向けるべきです。

 

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