昨日は、シカのすぐるちゃん(オス5歳)が動物病院で健康診断と除角を行う日でした。
その夜、わたしは緊張してか一睡もできないまま、出発準備を始めることになりました。
すぐるちゃんは自分から車に乗るのを嫌がったので、夜中にかかりつけの獣医師に鎮静剤を投与してもらいましたが、この時点ですぐるちゃんはパニックになり脚に擦り傷を負ってしまいました。
鎮静剤の量は少なめにしたので、処置を行ってくれる病院までその効果はもたず、途中で担当獣医師に助けにきてもらい再度鎮静剤を投与しました。
すぐるちゃんは、いつもと違う状況にひどく混乱してパニックになっていたので、わたしひとりではすぐるちゃんの動きを止めることはできませんでした。
なんとか病院にたどり着くと、すぐるちゃんの処置チームが準備を始めており、手際よくすぐるちゃんをタンカに乗せて検査室へ向かいました。さすがです。
たびたび痛めていた左後脚の骨には異常はありませんでした。
胃には何かあることがわかりましたが、何かは不明で取り出す緊急性(針金や釘とかで)はないということでした。その後に内視鏡を使って胃の中などを調べると、胃は以外にときれいだったということがわかりました。
すべての健康診断が終わってからは、除角の処置です。
除角が終わった時の写真です。
外科医はすばらしい技術でとてもきれいに処置をしてくれていたので、傷の治りは早そうだなと思いました。
この後、自発的な呼吸がなかなか安定せず心配しましたが、麻酔科医の方の知識や判断などすばらしいのでわたしは落ち着いていることができました。
信頼できる獣医師たちの存在はとても心強く、安心できます。
呼吸が安定し、目などの反応が出てきてから家に向けて出発し、夜にかかりつけ獣医師による拮抗剤投与で目が覚めて起き上がったすぐるちゃん。
すぐるちゃん、本当にとてもがんばりました。
わたしは全力以上の力だ出し切りましたが、すぐるちゃんの負担を軽減することができなかったことを反省しています。
今日(2023年2月9日)のすぐるちゃん。
薄暗い奥の部屋でひとり静かにすごしています。
お留守番をイヌの春ちゃん(オス12歳)とひよりちゃん(メス9歳)とシカののぞみちゃん(メス推定5歳)ですが、今日、落ち着いてすごしています。のぞみちゃんは庭でお過ごし中です。
わたしたちが超時間留守をするので、イヌたちが大好きな友人にシッターをお願いしていました。
その時の様子を友人が記事に書いてくれているので、興味のある方はどうぞ!
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友人がシッターをしてくれたので、わたしは安心して病院へ行くことができました。
無事に健康診断と除角がすんで本当によかったです。
すぐるちゃんにかかった身体への負担と精神の回復には少し時間がかかるかもしれませんが、すぐるちゃんのサポートに徹したいと思います。
今回の経験で多くの学びがあり、改善すべきことなど明確になったので、今後に生かしたいと思っています。
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