今日は事務的な作業がひとつ片付いたので気分が少しスッキリです。
先日の大寒波に備えてカーテンを注文したのですが、注文するのが遅く今日カーテンが届きました。
「カーテンつけたよー」
「どれどれ」
「通れるね!」と鹿のすぐるちゃん(オス5歳)。
寒さがこれで少しましになるといいなと思います。
角が落ちたすぐるちゃんの後頭部。
頭におはぎが乗っかっているみたい(笑)。
ところで、イングランド湖水地方で「撃った鹿を食糧として保存する倉庫の建設計画が、ヴィーガンを含む多くの地元住民の苦情を受けて撤回」されたそうです!
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地元住民は「この考えにぞっとした」そうで、「こんなに誇り高き動物が撃たれると思うと、とても悲しい」と住民のひとりは語っています。
鹿は人に慣れると撃たれやすくなるので心配だという住民もおり、日頃から野生の鹿と交流を楽しんでいる様子がわかります。
日本では、鹿やその他の野生動物屠殺場があちこちで建設されており、屠殺場建設に住民らは賛同しています。屠殺場建設する者もいると思いますが、誰も苦情を言いません。
わたしは以前、野生動物の屠殺場反対の署名集めをして市に提出しましたが、署名はほとんど集まらず、わたしたちの声は議員や行政には届きませんでした。
この社会では鹿による「被害」情報が意図的に拡散されているので、人びとの思考は「鹿は殺さなくてはいけない」というものになっています。
多くの人たちは鹿の「駆除」や狩猟には黙りこくっているので、暴力は膨張する一方です。
イングランドでは、ヴィーガンの人や住民がしっかりと声をあげており、その声が事業に反映されています。
社会はそこに住む人たちで作っていくことがよくわかりますよね。
日本もそうあるべきだと思いました。
権力に対しては、心では思っていても声に出さないことが多い日本。しかし、弱者に対しては苦情、非難、批判が集中しています。
大事なのは、暴走する権力や暴力に対して声を上げることです。
イングランドでも鹿の個体数管理や狩猟が行われています。しかし、違法行為をしっかり監視し判決を下しています。
「狩猟の最高責任者であるマーク・ハンキンソンが違法な狩猟で有罪判決を受けた後、彼らの土地でトレイル・ハンティングを行うための狩猟のライセンスを一時停止」し、ナショナル・トラストはトレイル・ハンティングを永久に禁止としたそうです。
このことで、イングランド湖水地方のキツネたちは猟犬に追われることなく、安心して暮しているかもしれませんが、鹿は依然として迫害されています。
依然として鹿は迫害されているのが悲しいですが、トレイル・ハンティングが禁止になりよかったです。
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