同居人Kにイヌとシカたちの世話をお願いして、わたしは従姉が経営する美容室に行ってヘアカットをしてきました。
今まで、白髪を隠すためにヘナをしていましたが、ヘナをやめることにしました。理由は白髪のある今の自分でいたいなと思ったからです。
ヘアカット後に実家によって用を済ませて急いで家に帰り、情報収集をしようと思い張り切ってPCに向かったものの、ネガティブな情報に触れすぎ1時間少しで心が砕けてしまいました。
気持ちがひどく落ち込みましたが、少しずつでも情報収集をしてバックグランドの知識が増えていくといいなと思っています。
今日のネガティブ情報収集のひとつにジビエがあり、今のジビエキャンペーンの凄まじさに倒れそうになっていました。ジビエを振興するためなら、事実関係なく強引な情報発信がされています。
ジビエはSDGsというのもそのひとつです。
ジビエとSDGsを無理矢理結びつけ、ジビエ推進を行っており、シカを食べることはSDGsに貢献すると謳っています。
「ジビエの消費拡大は、命を無駄にすることなく、地域と都市部、人と自然がつながるサステナブルな循環型経済の創出にもつながっていくことが期待されます」と書いているサイトがあります。
野生動物を殺しておいて「命を無駄にすることなく」とはどういうことでしょうか?
この発想は、動物の「命」を命だと思っていない証拠です。命だと思っていないので、「無駄にすることなく」という発想になるのです。「無駄にすることなく」という発想は戦中によく使われていた考え方で、そのことにより多くの犠牲が生み出されています。
「人と自然がつながる~」が、野生動物利用であれば、誤った繋がり方ですよね。野生動物を消費する物として捉えた人間との関係は、サスティナブルではありません。
シカやイノシシに対するあまりにもひどい社会の認識に憤死しそうなほどです。
農林水産省では、2025年度のジビエ利用量目標を4,000トンしており、もはや、ジビエ利用のためのシカ捕殺事業ではないかと勘ぐってしまいます。
シカが直面している現状から、社会のさまざまなことが見え、シカの問題から政治や社会に関心を持つ若い世代が増えていると、研究者は言っていました。
それもそうだよね、と思います。シカの問題の本質をおえば、政治、社会に行き当たります。
もし、野生動物と人間の平和共存を考えている若い世代の人たちがいたら、先は長いですが諦めないでほしいなと思います。
この社会は、わたしたちひとりひとりが作っていくことを忘れないでほしいです。
「ぼくたちは消費する物じゃないよ!」
この社会は、わたしたちで変えることができます。
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