今朝もマイナス気温でしたが、日中は10度ほどになり比較的すごしやすかったです。

 

犬たちの散歩にはスノーブーツ(スパイクではないもの)を履いて行っていますが、今朝の春ちゃん(オス11歳)の散歩中、車を回避しようと道の脇に移動したときに雪解け水が凍っている箇所があり、滑って転んでしまいました。

 

転んだわたしに春ちゃんはおどろいて「大丈夫!?」と様子を聞いてくれたので、わたしは春ちゃんに「おどろかせてごめんね、大丈夫だよ」と伝えて散歩を再開しました。

 

ところで、少し前に市の鳥獣対策課の担当者と猟犬について話をしてきました。

 

わたしの要望は、猟犬の使用を見直し、改めるべきというものです。

 

毎年、全国で猟犬による事故が発生しています。人や飼育動物が猟犬に殺傷されているのです。その件数は少ないとは言えない件数です。

 

森林関係の仕事をされている方は「ノーリードの猟犬を見たらすぐに警察に連絡するように」と研修などで指導しているほど、猟犬の危険性は高いのです。

 

猟犬よる殺傷事故以外に猟犬の問題と言えば、猟犬を飼育する者の犬の飼育方法や犬を山に遺棄すること、「訓練」、「しつけ」と称して犬や野生動物を虐待することなどがあり、猟犬の使用で2次被害が発生する問題もあります。

 

先に述べておきますが、人間に他の動物を追う、襲う、かみ殺すように教えられた猟犬は被害者です。

 

猟犬への扱いは、動物愛護団体や個人の方たちが行政や議員に意見や要望を行っているようですが、猟犬による野生動物が被る被害や受ける暴力については、ほぼ誰も声を上げていない現状です。

 

犬へ扱いの問題があるなら、当然その他の問題もあります。野生動物たちが受ける被害の問題ですよね。

 

野生動物たちが人間から受ける虐待や被害については、なぜか目が向けられません。目が向けられていても、少数の中の少数です。

 

モンキードッグ以外の猟犬については、犬を飼育している狩猟者個人が「しつけた」と言えば、狩猟のために犬をノーリードにできます。

 

市の担当者とさまざまな話をしました。その中で、猟犬は「人間の指示には従わない」ということを関係者は皆知っているという話をしました。

 

猟犬を使用している狩猟者に「犬を呼び戻してください」と聞いたことがありますが、狩猟者は「そんなもん、できるわけないだろが!犬なんか言うこときかんわ!」と言っていました。

 

使役中の犬が人間の支持に従わないことは市の担当者も知っていましたが、「なかには人間のいうことを聞く犬もいる」と言ったので、「本当ですか?」と聞くと担当者は黙っていまいました。

 

動物を追う、襲う、かみ殺すことを人間に教えられた犬は実際、その状況になると特にひどく興奮して自制心は崩壊します。

 

それ以前にハンティング中の犬が人間の支持に従うというのは犬の習性に反します。

 

猟犬の使用は「犬が人間の支持に従う」という前提で行われていますが、その前提が間違っているのは明らかです。

 

全国で悲しい事故が起るのも当然です。

 

この社会で猟犬使用にたいする反対の声を大きくして、狩猟という行為に異を唱える人が他の国のように日本でも増えると、現状改善に向けて少しですが動くのではないかと思います。

 

市の担当者とさまざまな話をしたので、その続きは明日に書こうと思います。

 

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