昨晩も大半の時間を庭ですごした鹿たちです。

 

鹿たちが庭にいるので、天気が回復してきたのだとわたしはてっきり思っていましたが、今朝庭を見ると昨日よりも雪が積もっていました(汗)。

 

のぞみちゃん(メス推定5歳)が体温調節のため、毛を膨らませてモフモフに雪の結晶雪雪の結晶

 

すぐるちゃん(オス5歳)は、気分高めに飛び跳ねてダンス音符

 

雪が積もっているので犬たちは散歩に「行かない」と言うかな~と思っていたら、ひよりちゃん(メス9歳)は張りきって散歩に「行く!!」と言う(笑)。

 

犬の春ちゃん(オス11歳)は「散歩行かない」と言って自分のベッドで寝ていました。

 

東北南部や北陸中心は大雪で交通機関に影響が出ているので気がかりです。

 

新潟県では平年の20倍ほどの雪が降っているとニュースで見ました。

 

昨日、NHKのNEWS7でシカが「温暖化で雪が減り冬を越しやすい」「40年間で約2,7倍に」なり、シカの「食害」が生物多様性を損なわせていると報道されていたことをTVを持っている友人から聞きました。

 

地球温暖化は地球の温度を上昇させますが、地球温暖化による気候危機は大雪をももたらすため、シカ個体数が「増えた」説のひとつである地球温暖化説は否定されています。

 

シカの「捕獲」事業やジビエは自民党、猟友会、行政、企業の癒着の上に成り立っているので、この構造に都合の良い報道がされて都合の悪い報道はされません。

 

まず、シカ個体数は「増えた」のではなく「回復」です。

 

そして、生物多様性を失わせているのはシカではなく、わたしたち人間の活動です。

 

国主導の拡大造林をみてください。自然林が大規模に伐採されて単一の木が植えられ、生態系は甚大な被害を受け、生物多様性は失われました。

 

その地で生存できるシカたちは、生態系を回復させる重要な種だとわたしは考えています(他の国の研究では、劣化した環境に適応する種の重要性が明らかになっており、外来種も含め注目されてきています)。

 

荒れ果てた地に適応した動植物はその地の生物多様性を回復させる先駆者であり、環境改善に貢献しているという研究報告があります。

 

シカについては、専門家や自然環境保護団体、個人の方たちも「問題」として捉えていますが、その視点が「問題」であるとわたしは思います。

 

決定的なのは、わたしたち人間は自然環境やそこに棲む動物たちのことをよく知らないということです。

 

研究が進む現在、多くのことが明らかになってきていますが、明らかになることでまたわからないことが出てくる場合(疑問)があります。

 

みなさんご存じのように、環境と種の相互関係は非常に複雑です。その複雑な関係を知らずして人間が勝手に「絶対にこうすべきだ」と決定するのは気が早いように思います。

 

NHKも偏見ある偏った報道をしているので、今回の報道についても意見書を送りました。

 

寒波が早く去るといいね。

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