自民・公明党は12日、安保3文章の改定内容を合意し、敵基地攻撃能力の保有や2023年度から5年間で43兆円者大軍拡が盛り込まれています。人びとの暮らしや憲法・平和が今よりも守られない日がそこまで来ているという危機感でわたしの気持ちはいっぱいです。

 

過去の戦争で大儲けした大企業も、また戦争で儲けようとしていることから、今を生きるわたしたちは政治や社会の動きに関心を持つことが大事だと改めて思いました。

 

「日本を守る」という理由から大軍拡が必要と主張されており、政府のその方針に賛同する若い世代も多くいるのでおどろいています。

 

もし、他の国が軍事で日本を攻撃してきたら日本も軍事で対抗すべきで、それしか方法はないと思い込んでいる人も少なくないのでは、と思います。

 

敵基地攻撃能力(反撃能力)の保有は歴代政権が違憲としてきたものです。軍拡財源は国民への増税、社会保障の削減など考えられています。

 

政府は人びとに対して、何かあった時に対抗する能力を持たないと国を守れないと繰り返し発言しています。これを言い換えると不安詐欺では、と思うのですがどうでしょうか?たとえば「このネックレスを身につけていないと不幸が起こる。このネックレスを身につけておけば身を守れる。大丈夫だ!」と言われているようなものではと。人間の不安な感情は人びとの冷静な判断を鈍らせます。不安が大きいと、そのネックレスの効果など考えずにネックレスを購入する者もいるでしょう。

 

敵基地攻撃能力については、アメリカが戦争を始めると日本も戦争に参加して、相手国に攻撃を仕掛けられます。日本が他の国を攻撃すると先制攻撃となってしまうことから、日本は戦火になる可能性があるのです。

 

それ以前に、軍事を保有していることで戦争が起ります。日本は戦争しないと決めた国ですが、その国が今「戦争国家つくり」をしているのです。政権を担う者たちはこの国が戦争できる国へと何十年もかけて仕組みを少しずつ変えていっています。

 

「身を守るには暴力(戦争)は必要だ」と言われることもありますが、それは暴力の本質を理解していないから言えるのです。

 

戦争は何を生み出し、社会や人びとに何を残し、人びとの思考にどのような影響をもたらしたのか、再度見つめ直すべきではないでしょうか。

 

日本がすべきことは軍拡ではなく、憲法9条を生かした平和外交です。平和外交をお花畑と言う人もいますが、暴力ではなく平和外交こそがこの世界を守るために必要なことなのです(このことは以前から専門家の方たちも言っていましたよね)。

 

暴力で国や人びとの生命や暮らしは守れません。これは、今のこの社会を見ていても明らかです。

 

日本が過去と同じ過ちを犯す可能性が高くなってきましたが、日本が戦争を始めたなら、また野生動物たちは大乱獲されることでしょう。現代建設されている(今後建設される)野生動物屠殺場が大変役にたつことを考え、戦争への準備が行われているなら恐ろしいですね。

 

政府は狩猟者を増やすことや野生動物の捕殺に躍起になっていますが、これもまた戦争という暴力につながっていることに気がついてほしいと思います。

 

日本に生まれたわたしたちが生きる意味は、日本という国を再び戦争にかりたてないよう、権力を監視することがひとつにあります。

 

この国はここに住んでいるわたしたちが作っているのです。たったひとりのわたし(やみなさん)の存在がこの社会を作り、変えていけることを理解して生きていきたいです。

 

たったひとりの存在がとても大きな存在なのです。

 

日本の政治を変えないと大事な家族や友達、仲間、同居動物、動物、自然環境など守れなくなります(現在も守れていない)。

 

今こそ、平和な国を希望に声をあげるべきではないでしょうか。

 

暴力を手放そう!

 

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