鹿のすぐるちゃん(オス5歳)の除角に向けて2022年11月28日、テストステロンを投与したすぐるちゃん。
投与翌日からホルモン剤の影響がかなり強く出ていたので、すぐるちゃんのサポートをするためブログをお休みしていましたが、食欲も回復してきたのでブログを再開します。
みなさん、ご心配をおかけしました。食欲が戻ってきたので一安心です。
食欲はほぼ回復したものの、主反応はまだ強く出ています。
そのため、通常の生活とはいきませんが、食べる事ができているので、すぐるちゃん自身ずいぶん楽になっているのではないかと思います。
今日のすぐるちゃん。
テストステロンを投与して10日以上食欲がなかったため、すぐるちゃんの身体はふたまわりほど小さくなりました。
ホルモン剤を投与して2日たった頃から首と顎下の毛がゴワゴワと硬くなり、毛の長さが数センチ伸びました。
この毛の変化は交尾期の鹿のオスにみられる変化だということです。
今日は風もありとても寒い一日でしたが、晴れ間に鹿たちは庭に出て日光をあびていました。
鹿ののぞみちゃん(メス推定5歳・左)。
ホルモン剤による影響がここまで強いと知らなかったので、わたしはとても驚き戸惑いました。
動物にたいする接し方に慣れている方のわたしですが、主反応が出ているおとなのオスシカへの対応は難しかったです。
すぐるちゃんは自分の体内の変化に混乱して不安になっていますが、身体は交尾期のオスシカの行動をするので、すぐるちゃんはさらに混乱していたと思います。
すぐるちゃんは不安なので、わたしに甘えたいのですが、わたしの姿を見ると興奮します。
わたしはすぐるちゃんの興奮をよく観察しながら、すぐるちゃんの身体を撫でていました。撫でてもらうと少し落ち着くようなので、たくさん撫でてあげたかったですが、撫ですぎると興奮してしまうのでよいタイミングでわたしは別室(キッチン)に行き姿を隠していました。
わたしは夜を何日かキッチンで過ごしたり、一日キッチンで過ごしたりという日もありました。
すぐるちゃんの変化と生活の変化に犬たちは少しストレスがかかっているようで、散歩では興奮気味です。
ホルモン剤を投与して17日目ですが、すぐるちゃんの角はすでに冷たくなっています。
目視で袋角がの弾力なくなっているのがわかり、角に触れると冷たかったので、今回のホルモン剤投与で角が落ちる可能性は高いのでは、と思いました。
完全に落ち着くまでは、もうしばらく日にちがかかると思いますが、静かに過ごしてその日を待ちたいと思います。
**********************************
すぐるちゃんのことを心配してくださったみなさん、どうもご心配をおかけしました。
食欲も回復しているので、もう大丈夫かと思います。
気にかけてくださり、ありがとうございました。
「とってもつらいの、ぼく頑張ったよ!」
すぐるちゃん、よく頑張ったね!と思った方は、にほんブログ村のクリックをお願いします。
↓ ↓ ↓