今朝起きると庭に霜が降りていました。

 

今年は例年に比べて早い霜なので、野生動物たちには厳しい冬越しになるのではないかと心配しています。

 

植物はそれぞれの種に適した時期に生育します。

 

そのサイクルを観察していると実に面白いです。

 

霜が降りると枯れる植物があり、鹿たちの食べ物が減ります。

 

そのため、霜が降りる時期が早ければその年の冬越えは鹿たちにとってとても厳しくつらいものになります。

 

自然界で生活する動物たちは、毎日が本当に大変な暮らしをしています。

 

野生動物たちの生息地は毎日減少し、食べ物を得る場も人間によって奪われています。

 

非常に厳しい環境で生きる野生動物たちを迫害しないよう、わたしたちは野生動物を受け入れるところからはじめなければいけないと思っています。

 

野生動物たちの置かれている状況を知り、野生動物たちの立場にたち野生動物たちの暮らしを想像してみよう。

 

そして、野生動物たちの生活に共感できたなら、野生動物たちへ思いやりある行動を実践してみよう。

 

わたしたち人間は、野生動物たちの家に土足でズカズカと入り、家を破壊し野生動物たちが育んできた多様性豊かな地を修復不可にしています。

 

野生動物たちは自然のサイクル(エコシステム)により、自分たちが生活しやすい環境を作っているとも言えます。

 

野生動物たちの行動、排泄物、身体などは全て自然と共にあり、最後は地球の自然環境の一部になります。

 

鹿については、農業「被害」や「生態系破壊」のレッテルを貼られ毎日、数多くの鹿たちが人間により捕殺されています。

 

このことは、いつくもの問題があります。いつもこのブログで書いていますが、被害を受けているのは野生動物たちであり、生態系を破壊しているのはわれわれ人間です。

 

鹿やその他の野生動物たちは日本の自然環境に必須な存在であるにもかかわらず、あれこれ理由をつけて捕殺し、ジビエとして販売している構造が非常におかしいです。

 

そして、感情や感覚があり、社会的動物を殺害することに大きな問題があります。

 

みなさんは自分や家族、仲間、友達など大事に思っている人を誰かから傷つけられたり、殺されたりすると何を思い、何を感じますか?

 

わたしは非常に苦しくつらく悲しくなり、胸(や傷口)が痛みます。

 

人間以外の動物たちも、悲しみ、孤独を感じ、痛みも暑さも寒さも感じます。

 

人間以外の動物たちも感情や感覚を持ち備えていることを十分に理解し、動物たちを苦しめない選択をしてみよう。

 

野生動物を理解しようとする姿勢を大切にしたいものですね。

 

我が家では、スノコベットが犬と鹿たちに大人気で、入れ替わり誰かが休んでいます(笑)。

いつもは、縁側か井戸小屋で休んでいる犬の春ちゃん(♂11歳)もここへ(笑)。

 

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