昨日はPCトラブルによりブログを書くことができませんでした。

 

今使っているPC(何度も修理している)がそろそろダメになりかけているので、他のPCを用意して設定を始めましたが、時間がかかるだけなく設定中のトラブルありでうまくできず困り果てていました。新たなPCの設定などは日を改めゆっくりとすることにしました。

 

ところで先日、我が家の資材置き場&果樹園(予定地)の横の田にイノシシが入っていました。

 

その田で稲作をしているのは高齢の男性で、草刈りなど同居人Kが手伝っていたそうです。

 

田にはシカやイノシシ避けの電気柵がはられていますが、電気柵はイノシシに効果無い場合が多いです。

 

イノシシさんが入った田。↓

 

 

イノシシさんは電気柵の下の土を少し掘り、田に入っているようです。

 

 

そこで、我が家にあったナミナミのあぜ楽ガードというのを電気柵の下に打ち込んでみることにしました。

 

 

 

埋め込むとこのような感じに。↓このあぜ楽ガードをこの土手の電気柵の下に隙間なく埋め込み、今後の観察をしようと思います。

 

シカやイノシシが田畑に入るのは、防除柵が適切ではないからです。

 

電気柵より、メッシュフェンスの方が農作物を守るには効果があるように思います。もちろん、適切な設置方法をして効果が発揮されます。

 

電気柵は数々の問題があります。

 

違法電気柵が各地にあり、そのことで動物たちが苦しみ死んでいます。

 

電気柵の電気で捕獲された動物が殺されることがあちこちで実際に行われているのです。

 

そして、電気を使用する点からエコではないですよね。

 

政府や行政は「対策をやっているがシカやイノシシによる被害が減らないので『駆除』する」と言っていますが、通常に考えてこれはおかしなことです。

 

対策をしていれば、その効果はあるはずです。

 

効果がないのは対策(防除柵の設置方法など)に問題があるからです。

 

「対策をしているが被害がある」という言い分は通用しません。

 

シカやイノシシによる農業「被害」は、環境を整えることで「被害」の軽減を期待することができます。

 

環境を整えるには、野生動物の生息地拡大や生息地の質の向上、農作物等の防除などすべきことが多くあります。

 

地球上で農作物等を育てているかぎり鳥獣による損失はゼロにはできないので、農作物損失には政府や行政が損失額を全額補償すべきです。

 

政府などは捕殺ありきの考え(=農家の方たちの生活を真に考えていない)なので、自然環境を整える=野生動物との共存は全く考えていません。

 

現在の政治では、自然環境も陸上野生動物も海洋生物も守ることはできません。

 

最近、シカを多く殺せば「林業被害が確実に減少する」という報告がありましたが、そもそも、鹿の生息地で林業をするわれわれ人間の蛮行に多くの人が気づいておらず、驚くほどのシカをわたしたちは殺害し、よろこんでいるその姿は今まで行われてきた(人間の)虐殺の背景と重なります。

 

わたしたちはまず、「駆除」する発想を手放し、野生動物と平和的にかかわる知識を具え工夫できるよう柔軟な思考を持つ必要があります。

 

政府が「駆除」をしたいということで、今このような非常に酷い状況(野生動物の大虐殺)になっています。

 

「駆除」を勧める政府はおかしとわたしは思うので、政府に都合よい研究結果が出ようとも、「駆除」はおかしいとの声をあげていきたいと思います。

 

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