2022年8月30日にホルモン投与を行ったシカのすぐるちゃん(♂5歳)。
薬の影響によりオスモードになっていましたが、今日(9月15日)になり薬の影響がかなり薄れてきています。
行動のホルモン投与前に戻り、表情も少しずつやさしくなっています。
シカののぞみちゃん(♀推定4歳)とのゴタゴタもなく、穏やかな一日をすごしていました。
リラックス中のすぐるちゃんとのぞみちゃん。
「今日も外は暑いから部屋で休んでるねん」
落ち着いているすぐるちゃんの様子を見て、ホッと一安心していたわたしですが、夕方に同居人Kが部屋に入り、ブツブツ小言を言い出すと、すぐるちゃんは同居人Kに前脚パンチをして怒ったのです。
同居人Kは以前から小言が非常に多く、わたしは日頃から「小言はイヌとシカたちが嫌がるので言わないで」と言っているのですが改善されず……。
人間の小言はシカに限らずイヌたちのとても嫌います。
小言の内容は個々人により異なりますが、たとえば「あーまたウンコしてるー」や「なんで○○は○○なんかなー」など、同居動物にたいしてだけではなく、いろんな事物、人にたいしてブツブツネガティブな内容を言うことがあります。
小言はわたしたち人間も聞いて嫌に感じる人が多いのではないでしょうか?
わたしはとても嫌なので、誰かが小言を言ってくると違うことを考えて言葉が耳に入ってこないようにするか、相手に「そういう嫌なこと言わないでくれる?」と言います。
小言は相手の自己肯定感を奪うものでもあり、わたしは自分が誰かに小言を言わないよう気をつけています。
動物たちは人間の小言の言葉の意味を理解していなくても、人間がネガティブなことを発しているのが分かり、小言に敏感に反応します。言葉から出る人間の感情を動物たちは察知する能力はすごいです。
個々のイヌの中には、人間の小言を寛大に対応しているイヌもいますが、ストレスは蓄積されていき慢性ストレスからイヌの笑顔が消えていきます……。
わたしは動物たちにポジティブな言葉、たとえば動物たちがよろこび、安心できる言葉などをかけるようにしています。
時にはわたしの残念な気持ち(失敗して落ち込んでいるよ)などを同居動物たちに話すこともありますが、イヌとシカたちはそのわたしの気持ちに寄り添ってくれて励ましてくれること(顔を舐めたり、わたしの側にいてくれたり)があります。
動物たちに信頼してもらいよい関係を築く最も大事なことは対等な関係であることだと思います。
対等でなければ信頼関係は築けず、お互い心地よい暮らしもできないです。
動物たちとかかわる時は、「対等」を意識して相手に嫌な思いをさせないよう心がけてみてはどうでしょうか?
小言を言わないように気をつけてみようッと思った方は、にほんブログ村のクリックをよろしくお願いします。
↓↓↓