8月30日にテストステロン投与を行ったシカのすぐるちゃん(♂5歳)。
ホルモン剤投与による主反応が強く出ていますが、すぐるちゃん自身、自分で興奮をコントロールできるようになってきました。
すぐるちゃん、賢いです。とてもがんばっています。
今日はすぐるちゃんが舐める塩を新しくしました。
一年少しかけ、塩を少しずつ舐めてこんなに小さくなりました。
塩はアニマルソルトの中と大を購入。
これはサイズ大です。直径約11センチ高さ約9センチ。
今回は、今日からどれほどのペースで塩が減っていくか記録しておこうと思います。
ところで今日、SNSで市街地の木にいるメスのクマを麻酔で眠らせ殺すという記事を見ました。
麻酔がうまくいったにもかかわらず、クマを山に返すのではなく殺すこの社会は野生動物を容赦なく殺傷する冷酷な社会であると思います。
野生動物の救護に関して検索していると様々な国で野生動物保護施設があり、救護された動物たちを適切に診察・治療する獣医師も沢山いることがわかります。
たとえば、コスタリカでは「どんなに小さな親切な行為も決して無駄にはなりません」と人びとが負傷した野生動物を心配し助けたい思いを形にする場があります。
コスタリカは人権意識が非常に高い国として知られており、コスタリカではすべての動物園を閉鎖。動物園に収容されていた動物たちを自然環境に復帰させるプログラムが行われており、コスタリカでは娯楽などの狩猟も禁止されているそうです。
そして、「コスタリカ共和国は、軍隊を持っていない国。戦争をしないと言う平和憲法がある点では日本と同じですが、コスタリカは日本の自衛隊に値する仕組みすらない」のです(参考記事)。
すべての野生動物にやさしく人びとの思いやりを向けるコスタリカでは子どもたちへの環境教育も熱心に行っているということです。
これはコスタリカのカレンダーです。
昨年のものですが、友人がわたしに届けてくれました。
子どもたちがコスタリカで生息する野生動物やコスタリカの自然を描いたカレンダーはとても素敵です。
色鮮やかに描かれた野生動物たちは皆生き生きとしています。
自然環境とそこに棲む動物たちがコスタリカの人びとに大事にされているのがよくわかります。
人権意識が高く人びとを大事にする国では動物や自然環境も大事にされ、個々の人たちや個々の動物たちは自分らしく生きられているのではないかと思います。
子どもたちが描く絵から、子どもたちの心豊かな世界が伝わってきます。
自然環境とそこに棲む動物たちと共存するコスタリカの人びとを見習いたいものですね。
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