今日はすっかり秋の空気につつまれた山里になり肌寒かったです。

 

午後に鹿のすぐるちゃん(♂5歳)が「ピィ―!!」と数回鳴き、とても警戒しはじめました。

 

すぐるちゃんは前脚を地面にトントンと叩き付け、隣人宅を気にしていました。

 

わたしには普段と変わらないように見えた隣人宅ですが、すぐるちゃんはいつもと違う何かを感じとっていたようです。

 

すぐるちゃんが警戒鳴きをすると、犬の春ちゃん(♂11歳)とひよりちゃん(♀9歳)、鹿ののぞみちゃん(♀推定4歳)たちも警戒し、犬たちはわたしの側にやってきました。

 

ひよりちゃんはわたしのデスクワーク用の板の下に避難。

 

すぐるちゃんの様子を見に行く時、春ちゃんはわたしについてきました。

「すぐるちゃん警戒してるからボクも警戒」と春ちゃん。

 

 

すぐるちゃんはお隣さんの家の方に向かって首を伸ばし異変を確認。

 

 

のぞみちゃんは、「すぐるちゃん警戒してるけどどうしたん」と一言。

 

鹿の警戒鳴きの声は高く、とても大きいので遠くまで声が通ります(ひびく)。

 

わたしも鹿たちの警戒鳴きを聞くと「ビクッ」として、警戒して周囲を確認します。

 

鹿たちは滅多に鳴かないので、たまに鳴くと「どうした!?」とドッキとするわたしです。

 

種が異なっていても鳴き方は通じ、みんな反応することから動物たちの社会性をとても感じます。

 

動物たちの鳴き声は感情をあらわすひとつの能力であり、その声は種や個々によっても様々なので観察するとおもしろいです。

 

犬たちも鹿たちも互いの鳴き声(鳴き方)を理解しているので、この鳴き方は「よろこんでる」や「楽しんでる」、「怒ってる」など聞き分け、その時に応じた反応をしています。

 

鹿たちも犬たちが警戒鳴きをすると警戒して身構え、ピリッとした空気になります。

 

犬も鹿もその他の動物たちも社会性の高いことを理解し、その社会性を尊重し大事にしたいですね。

 

警戒したすぐるちゃんは、20分ほどで警戒を解き室内でくつろいでいました。

 

何事もなくよかったです。照れ

 

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