2022年7月30日、お友だち犬のはっちゃんが亡くなった。

 

ショックで今日も動揺しているわたしだが、懸命に生きたはっちゃんを思うと無性に動物擁護活動をしたくなっている。

 

そのため、久々にWDIのHPにログインしてHP作成の続きを行ったが、まともな文章が書けず、もう少し落ち着いてから作成しようと思った。

 

はっちゃんの同居人で友人の今日のブログ記事が「はっちゃんからのメッセージ」だった。

 

●「はっちゃんからのメッセージ」記事はこちら下矢印

 

 

はっちゃんからのメッセージは胸にとても響いた。

 

動物たちの福祉向上は、日々の暮らしの中にある「いいね」が必至だ。

 

もちろん、わたしち人間の生活にも数々の「いいね」が必要だ。

 

それでは、野生動物たちはどうだろうか?

 

「害獣」とレッテルを貼られた鹿たちの暮らしを通し、鹿たちの声をみなさんに届けたい。

 

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鹿のすぐるちゃんとのぞみちゃんからのメッセージ

 

人間さんは、ぼく(すぐるちゃん)とわたし(のぞみちゃん)をどのように思っているのだろうか?と時折思う。

 

ぼくたちは自然界で暮らしていないから、人間という生き物に命を奪われる心配のない生活を送っている。

 

だけど、ぼくたちの仲間は人間さんたちの活動でとても苦しい生活を送っている。

 

ぼくたちの暮らす環境はどんどんなくなり、食べ物も無くなっている……。

 

身を隠す場所も子育てをする場も安心して眠れる場所もとっても少なくなり、ぼくたちはいつも人間さんたちにドキドキしながら生活をしている。

 

ぼくたちは夜に活動するようにして、人間さんたちに見つからないよう、ぼくたちは人間さんにとっても遠慮して生活しているんだ。

 

その暮らしはつらいけど、そうやって生きていくしか方法がないんだ。

 

人間さんたちに見つからないよう、身をひそめ暮らしていても「罠」というものがあって、それは人間さんが僕らを捕まえるために僕たちの暮らす場所に置いているんだ。

 

その「罠」というものに、大事な家族や仲間、友だちが捕まって、みんなは人間さんにどこかに連れていかれたり、そこで殺されたりするんだ。

 

人間さんがいなくなってから「罠」に捕まった家族や仲間を見に行くと、大事な存在の匂いだけが残っていたり、家族や仲間の血の匂いがしたりして、大事に思う家族や仲間の姿はない……。

 

大事に思う家族や仲間がいなくなった悲しさはとてもつらい……。

 

だけど、多くの人間さんはそのぼくたちの感情に気付いてくれない。

 

わたし(のぞみちゃん)はその「罠」に捕まった。

 

脚が何かにひっかかって抜けない。

 

口でそれをちぎろうとしたけど、顎がつぶれた。

 

力づくで引きちぎろうとしたけど、わたしの脚がちぎれた……。

 

とてもとても痛く、家族のいる山に返ることができず、不安と恐怖と絶望で身が縮こまった。

 

わたしはある人間さんに罠から脚を外してもらって、治療をしてもらうことができたけど、わたし以外のみんなは、とても痛く恐怖を感じ人間さんに命を奪われているんだ。

 

わたしたちは、ただ自分の生を生きているだけなのに、なぜ、生きているだけで命を奪われたり、体を傷つけられなくてはいけないの?

 

棲む場所が毎日減って行って、食べ物もなく、生きるために食べ物がある場所へ行くけど、その場所は人間さんたちがいるので本当はいきたくない。

 

さっきも話があったけど、わたしたちには生きていく方法がそれしかないんだ。

 

わたしたちは人間さんに危害を加えたり、人間さんを苦しめたりしようなんて少しも思っていない。

 

わたしたちは、苦しい生活を余儀なくされているけど、人間さんとは平和的にかかわっているよ。

 

わたしたちをどうか厄介者だとは思わないでほしい。

 

そして、どうか殺さないでほしい。

 

わたしたちは、ここに生きるために産まれたきたのだから。

 

わたしたちは、人間さんに殺されるために産まれてきたわけじゃない。

 

わたしたちは、自然環境で過酷な試練を経験しながら、わたしたちの生を歩む。

 

それが、わたしたちの生き方。

 

どうか、わたしたちを大事に思ってほしい。

 

わたしたちも人間さんと同じように子どもを愛し、家族や仲間をいたわり、励まし、協力して苦しい経験を避けようと過ごしているんだ。

 

そのわたしたちの生き方を尊重してほしい。

 

そして、子どもたちと家族と仲間と安心して生きれる場を残してほしい。

 

これ以上、わたしたちを苦しめないで。

 

わたしたちは人間さんたちの敵ではなく、地球で共にいきる仲間であることを人間さんたちには知ってほしい。

 

わたしたちは、苦しい生活の中、ささやかな「いいね」を感じ子どもや家族、仲間とひっそり暮らしている。

 

その、ささやかな喜びを奪わないでほしいと心から思う。

 

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ぼくたちにも大事に思う存在がいる。その存在が人間さんの手によって奪われることが耐え難く苦しい。

 

 

ぼくたちが安心して暮らせる環境を人間さんたちはぼくたちから奪わないでほしい。

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野生動物たちの生活は非常に苦しいものになっている。

その野生動物たちの暮らしや心境を知り、わたしたちは野生動物たちと平和的にかかわっていこう。

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