昨日はお友だち犬のはっちゃんの訃報が届き非常に悲しく、作業にほとんど手がつかず、庭のウンコ拾いをサボってしまった。

 

今日は絶対にしないといけないと思い、気分が前向きになるよう犬と鹿たちとお話して作業開始。

 

今日も汗で体がふやけたが、庭はきれいになったのでスッキリ。

 

汗で体がベタベタになったのでシャワーで汗を流し、上半身ほぼ裸で扇風機の前に座って涼んでいると鹿のすぐるちゃん(♂5歳)がやってきた。

 

そして、わたしの腕や足を舐め始めた。

 

すぐるちゃんがわたしの体を舐める時は、鹿ののぞみちゃん(♀推定4歳)と異なり、舌の使い方がおかしなことになっている。

 

舌の使い方は少しわかりにくいが、すぐるちゃんがわたしの腕を舐めているときの動画はこちら下矢印

 

舐めている時すぐるちゃんの舌が口の横から出ているのだ(笑)。

 

のぞみちゃんは犬たちが人間の顔などを舐めるときと同じ舌の使い方をしている。

 

すぐるちゃんの場合、鼻や口先をわたしに腕に押し当てながら舌を口の横から出し、舌をペタペタ動かし舐める。

 

その様子が、哺乳瓶でミルクを飲んでいた頃の様子なので、「もしかしたら甘えているのかな?」と思ったり、「ミルク離れが早かったのかな?」と考えたり。

 

先日、鹿の研究者にすぐるちゃんがわたしの腕を舐める動画を見てもらった。

 

すると、研究者も「ミルク飲んでいるみたいだな。甘えてる感じがするね」と言っていた。

 

やっぱり、ソーシャルグルーミングとその他の意味がすぐるちゃんの行動にはあるようだと思った。

 

すぐるちゃんの行動の本当の意味(気持ち)はすぐるちゃんに言語で聞かないとわからない。

 

それが不可能なので、すぐるちゃんの様子や動作などから推測するほかない。

 

鹿たちに舐められると皮膚に唾液がベットリ付着するが、唾液を拭き取らず自然乾燥するとカラッとサラッと乾くので、わたしは鹿たちの唾液を拭き取ることは滅多としない(拭き取るのが面倒というのもある・笑)。

 

鹿の研究者に「オス鹿だけに与えられる試練(生後1年~オス鹿は母親からきつく突き放される。まだ母親に甘えたいが若いオス鹿は成獣がいるオスの群れへとたったひとりで入りに行く)を経験していないすぐるちゃんは、ずっと母親代わりのわたしの側にいるので、自立できていないのか」聞いてみると、「そうかもしれないな」「試練を経験したオス鹿は表情が急に変わるからね」と話してくれた。

 

母親から離れた若いオスの鹿は、ひとりで生きていく覚悟や性成熟などが表情にでるのだろうと思った。

 

若いオス鹿は、おとなのオス鹿がいる群れに入れるかどうかはわからない。

 

群れに入れなければひとりで生きていくことになるが、食べ物を得ることができず死亡する個体がいる。

 

去勢手術を受け、上記の過酷な試練を経験していないすぐるちゃんの表情は今でもポワ~ンとしている。

 

母親離れしないでいいすぐるちゃんは、今後も親代わりのわたしに甘え続けるのだろうか?


やんちゃで超絶怖がりさんでキレやすい(怖がりさんなので緊張することも多くそのストレス蓄積やその他のストレスが関係しているように思う)が我が家で一番甘えたさんなすぐるちゃん。

 

体はすっかり大きくなったが心はまだ、幼いのかもしれない……。

 

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