朝起きるとジメッとした梅雨っぽさがなく夏の空気で気持ちよい朝をすごしていたが、午後から湿度が上がり雨が降ってきた。

 

しかし、犬と鹿たちは機嫌よく日中をすごしている。

 

散歩中にサラダバーを楽しむ犬のひよりちゃん(♀8歳)。

 

 

春ちゃん(♂11歳)は、散歩後寝てすごす。

 

 

鹿ののぞみちゃん(♀推定4歳)のお気に入りの場所に新しい藁をひいた。

すると、とても気に入ったようで午前中をこの場所でずっとすごしていた。

 

庭掃除を始める準備をしていると、ひよりちゃんが「今から掃除するん?」

と聞きに来た。

ひよりちゃんは今年で9歳になるが、今でも幼い感じがしてひよりちゃんはわたしの中で永遠の2歳という感じ(笑)。

 

今日もみんな元気でなにより。照れ

 

 

ところで、先日から署名活動をわたしの住んでいる地域で行っている。

 

署名の内容は、市が行う野生動物の屠殺場建設とジビエで村おこしの反対であり、村おこしをするのであれば、エコツーリズムを取り入れてほしいというものである。

 

全国で持続不可能な野生動物利用のために多額の市税が投入されている。

 

しかし、他の国や自国ではエコツーリズムが注目を浴びている。

 

国内外で自然と触れ合うツアーなどが人気で、熊野古道には海外の観光客も訪れ、ハイキングやトレッキングを楽しむ人たちがいる。

 

地球温暖化もあり、世界の国の人びとの意識は自然環境保護・自然動植物保護へと向いている。

 

そして、人びとの倫理観も高まり、自然環境破壊にNOという声が高まっている。

 

しかし、この国では野生動物殺しの理由として「生態系保護」や「農作物被害軽減」のためと言い、野生動物殺しを行いその死体を「資源」として有効利用しようとする動きが広く大きくなっている。

 

このブログで何度も書いているように野生動物を殺傷すことは自然生態系破壊である。

 

そして、野生動物はわれわれ人間の「資源」ではない。

 

鹿や猪の殺害を前提とた事業は自然環境保護・生態系保護の観点からも非常に危険であるが、その話を一般の人たちにしても「意味が分からない」と言う。

 

署名活動を行っているが、署名する人はほとんどおらず、その理由に「平凡に暮らしたいから署名しない」と言う人もいた。

 

ジビエは大きな癒着構造で事が動いているので、その大きな癒着構造を解体する大きな声が必要だが、自然環境について正しく学習していないこの社会では、その声は集まらない。

 

凝り固まったおとなの考えを変化させたり、理解をえたりするのは不可能なことから、今後の世代に希望をたくし、環境教育を地道に行っていくしか方法はないと思った。

 

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