雨が降り今日も犬と鹿たちは活動量の少ない時間をすごしている。
わたしも今日は家事をするだけで、後は机に向かっている。
雨雲の途切れに庭の掃除をしつつ、庭に入れいた車のドアを開けた。
鹿のすぐるちゃん（♂5歳）の病院行きがるので、車に慣れてもらうよう準備を進めているが、すぐるちゃんが以前乗った車ではなく新たな車なため、すぐるちゃんは少し警戒していた。
しかし、すぐるちゃんは新たな車には数日で慣れたものの車内には入ろうとしない。
以前の車では、車のドアを開けると「待ってたで！」と言わぬばかりに車に飛び乗っていたのだが、新たな車では慎重だ。
慎重なのは新しい車というのもあるが、以前車に乗った経験が関係しているのではないかと思っている。
すぐるちゃんが車で病院へ移動したのは2018年。
去勢手術を受けに車に乗って病院へ行ったのだが、帰宅後、すぐるちゃんは麻酔が残り朦朧として動けず一晩車で過ごした。
翌日、わたしたちに警戒心を強めたすぐるちゃんは庭の隅でうずくまり過ごしていた。
車にたいしてすぐるちゃんはあまり嫌な思いをしていないと思っていたが（移動中も落ち着いていたので）、手術の経験はすぐるちゃんにとってとても嫌な経験だったと思う。
そのため、車に慎重になっているのかもしれない。
今日のすぐるちゃんは車内は気になり乗ってみたいものの、決意が固まらない様子だった。
葛藤しているかのように、車に取り付けられているゴムを噛んだり……。
ゴム部分に頭をすり寄せたり（すぐるちゃんはゴムの匂いに反応する）。
少しして車内に乗りこむか？？と思ったが、
「乗らへん」と言う。
以前は車内にすんなりと乗っていたので、病院行きには問題ないと思っていたが、すぐるちゃんが自ら車に乗ってくれないと病院は行けないな（汗）と、今さら焦っているわたし。
まぁ、焦らずもう少し様子を見てみようと思う。
今日は天気も悪かったので天気のいい日だとすぐるちゃんの行動や気持ちに変化があるかもしれない。
無理矢理車に乗せるのではなく、すぐるちゃんが自ら車内に乗ってくれるまで待って病院へ行こうと思う。
すぐるちゃん、去勢手術の経験は嫌だったよね
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