さほど雨が降らないまま梅雨が明け、昨日から猛烈な暑さになっている。
昨日は暑さのあまり、わたしはダウンしてしまってブログを書くことができなかった。
植物豊かな山里にもかかわらず、日中は30度を超え日差しがきつい(汗)。
午前中は、部屋の引き戸を開けて室内に風邪を通し、今日は午後1時過ぎからクーラーをつけた。
鹿たちも日中はさすがに庭は暑いようで、午後から部屋に入り休んでいた。
暑いので喉も渇く。
鹿ののぞみちゃん(♀推定4歳)。
ボールいっぱいに入った水を吸い上げるようにいっき飲み!
犬の春ちゃん(♂11歳)は、比較的涼しいキッチンで一休み。
午前中の鹿のすぐるちゃん(♂5歳)。
庭に出ようか考え中~。
梅雨明け前の日中は、昨日今日ほど気温は高くなく、鹿たちは庭の日陰ですごしていた。
「葉っぱ食べてる!」とすぐるちゃん(左)。
草食動物は生の葉っぱを食べるので、水分は飲まなくても平気といわれることもあるが、我が家の鹿たちを観察していると、その言説は間違いであると確信している。
主に生葉を食べる時期であっても、鹿たちは水をたくさん飲んでいる。
飲む回数は少ないが、一度でたくさん飲む。
野生で生活している鹿たちは、我が家の鹿たちと異なり、たくさん移動をしたり、危険が迫る時は全力で走り逃げたりする。
その暮らしでは、水分補給は不可欠である。
しかし、ほとんどの山には鹿たちの水飲みほぼ場がない。
鹿たちは、食糧不足と喉の渇きで大変苦しんでいる現状だ。
鹿たちを苦しめる環境を作っているのは、わたしたち人間である。
鹿や他の野生動物たちが、精神的にも身体的にも、そして社会的にも満たされる環境で生きることができる環境をわたしたちは維持する義務がある。
野生動物たちは、種として個々の動物たちとして生きるために存在している。
それは、野生動物の生きる権利である。
過去から現在にかけ、わたしたちは自然環境を大規模に破壊し、そして甚大な環境汚染を行っている。
この人間活動により、野生動物たちは生存の危機に直面している。
その野生動物たちが、さらなる人間活動、たとえば狩猟や「捕獲」「駆除」などにより、生命を奪われ、悲惨な生涯をむかえている。
これが、どれほど酷いことか多くの人は深く考えなくても容易にわかるだろう。
野生動物たちは、わたしたちと同じ個々の存在であり、感情・感覚を持ち具え、社会的生き物である。
種や習性が異なるだけで、人間と同じ動物だ。
わたしたちが、苦しみや痛みなどを経験したくないように、鹿や他の野生動物たちもそうである。
わたしたちは野生動物に苦しみをあたえないために、現存の認識を改め、野生動物との平和共存を目指そう!
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