~お願い~

 

わたしのSNSに「いいね」やリツイートしてくださる方たちにたいして、ヴィーガン嫌いやジビエ・狩猟好きなどが嫌がらせをしてくることを知りました。このことを知りわたし自身おどろいています。わたしのSNSにアクションして、もし、嫌がらせを受けられた場合、ご自身を守るためにそのアカウントを即ブロックしていただきたいです。そして、嫌がらせの内容が酷いものであれば、管理会社に通報してほしいです。みなさん、よろしくお願いします。

 

 

小雨が降り肌寒い日になったので、今年産まれた野生動物の子どもたちのことが気になる1日になった。

 

気温が低いと雨に濡れた体は体力が消耗するので、産まれたばかりの子どもたちにとって雨に濡れることは過酷な状況だ。

 

先ほど、他の国の鹿の最新ニュースを見ていると、フェンスに後ろ脚がひっかかり身動きできなくなっている鹿を警察官が救出するUPI.Comの記事があった。

 

●UPI.comの記事はこちら下矢印

https://www.upi.com/Odd_News/2022/06/10/Bridgeville-Police-Department-deer-fence-Pennsylvania/1141654881736/

 

記事には動画もあり、救出している様子を見ていると、警察官は大きなニッパーのようなものでフェンスを切り、鹿の脚をフェンスから解放していた。

 

動画に映し出されていた鹿の脚は、不自然に何カ所か曲がっていたので、おそらく骨折しているのではないかと思う。

 

救出の様子で、2点気になったことがある。

 

1つ目は、ニッパーでフェンスを切っている間、鹿の体を保定していない点だ。

 

鹿の体を保定しないで、処置を行うと、鹿は恐怖から逃げようとするので激しく動く。

 

その際に、フェンスにひっかかっている脚の負傷がさらに悪化する。

 

そのため、このような場合は、鹿が動かないように(傷を悪化させないように)鹿の体を安全に保定して、フェンスを切るのがよい。

 

2つ目は、負傷している鹿を治療しないで野生に解放したことだ。

 

ペンシルベニア州の野生動物保護の現状はよくわからないが、もし、救助したのが野生動物保護施設関係者だった場合、負傷した鹿の治療を行うのではないかと思った。

 

警察が鹿を助けるのはすばらしいことだが、鹿が負傷しているのが明らかであれば、治療施設へ鹿を繋いでほしかった。

 

BBC NEWSの鹿の救助記事では、イギリスで洞窟に落ちた鹿を英国ダイバーズ海洋生物救助隊(BDMLR)が救助したと書かれていた。

 

救助された鹿は病院で健康チェックを受け、必要な処置をした後に野生に解放されている。

 

アメリカもイギリスも鹿は狩猟・「駆除」対象であるが、困っている鹿がいれば救護している。

 

このことは、日本とかなり違う。

 

日本は「鹿は『駆除』対象であるため、救助しない」という考えだ。

 

この考えは、酷く偏った考えであり、ほとんどの他の国では、こういった考え方はないのではと、今までの調査から思う。

 

「駆除」対象である動物種は頑なに救助しないという考え方は倫理に反する。

 

「外来種」と言われる非在来種も日本では救護対象に含まれない。

 

この極端で過激な考えは、差別であり、この差別にわたしたちは抗議していかなくてはいけない。

 

動物種を問わず、負傷していたり困っている者がいたりすれば救助するといった道徳的行動をわたしたちは行うべきである。

 

「駆除」という発想自体が差別であることは言うまでもないが、それを自覚している人は少ない。

 

そのため、わたしたちは、何が差別で何が差別ではないかを常に考え学び、現在行っている活動を見直しながら活動内容を決定していかなければならない。

 

差別意識が強い社会では、暴力が正当化され暴力がどんどんと大きくなっていく。

 

その社会では、人間以外の動物種だけでなく、人間の苦しみも大きくなる。

 

暴力によって苦しむのは弱者である。

 

社会におけるあなたの立ち位置はどこだろうか?

 

弱者に暴力を行使し、弱者を救助しない社会はもはや民主主義国家ではない。

 

差別が生みだしている「害獣」や「外来種」は救護対象外という考えにわたしたちは危機感を持ち、この考えを改めなくてはならない。

 

動物種問わず、負傷している動物や困っている動物がいたら救いの手を差し伸べよう!!

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