5月23日の夜に雷が鳴り、鹿のすぐるちゃん(♂5歳)がパニックになった。

 

それから4日がたつが、すぐるちゃんは少しソワソワして本調子ではないように見える。

 

すぐるちゃんの表情が、しょぼくれている(目がうつろになっている)。

 

食欲もないようで、大好きな生葉も「いらない」と言う。

 

この4日で、すぐるちゃんのお腹が少しやせ細ったように見えるので、わたしは心配だ。

 

食欲がないだけでなく、後左脚も時折痛めていて、脚をかばいながら歩いていた(今はかばうことなく歩いている)。

 

最近、脚の傷みが頻繁に出ているので、これも心配だ。

 

心配することがあると、他の心配探しになってしまっているわたし。

 

例えば、ウンコの大きさがまばらで、水分が少ないことや、以前にすぐるちゃんが食べてしまった人工物による体調への影響など。

 

かかりつけの獣医師に電話をして、事情を話し「脚のレントゲンとエコーをしてもらえないか」聞いてみた。

 

エコーでは「お腹の中に何かある?」程度しかわからないそうだ。

 

かかりつけの病院はとても小さな病院で、医療機材は最小限の整えなので、十分な医療を受けれないこともある。普通に高度医療を受けれたらどれほどいいかと思う。

 

来週の月曜日に、鹿ののぞみちゃん(♀推定4歳)の避妊手術をしてくれた獣医師に電話をして、すぐるちゃんのことを相談してみようと思っている。

 

犬や猫たちの医療も人間の医療も地域格差があり、困っている人も多いと思う。

 

野生動物の場合、それがもっと困ることになる。

 

野生動物の医療が全国で発展してほしいと心から願う。

 

野生動物医療が未発達なため、助けられない命が多いように感じる。

 

野生動物を保護する考えがほぼない社会なので、野生動物医療も発達していないのは当然だが、この先もずっと今のままでいいわけがない。

 

医療から遠い位置に置かれている野生動物たちの医療を真剣に考える社会になるよう、「野生動物たちにも先進医療を!」を目指して、わたし自身、我が家の鹿たちや保護した鹿たちに高度医療を受けさせてほしいと声を上げていきたい。

 

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