夜中に耳元でベッドの生地を引っかく音が聞こえてきたので目が覚めた。

 

すると、わたしの顔の横でシカのすぐるちゃん(♂4歳)が下の前歯でベットの生地を引っかくように「ガリガリ」としていた。

 

すぐるちゃんのこの行動に、すぐるちゃんはわたしに「起きよ」と言っているのではなかろうかと思ったので、起きてすぐるちゃんの身体を手で撫ぜた。

 

しばらくすると、すぐるちゃんは「寝てくる」と言って隣の部屋へ行った。

 

わたしがベッドに入ったときや眠りが浅いときは、すぐるちゃんは布団を口で咥えてめくってわたしに「起きて」や「手、舐めたい」など言ってくる。

 

しかし、わたしが熟睡しているとそれらのことを行わず、布団のシーツをしがんでいるようだ(起きるとシーツがすぐるちゃんのヨダレで濡れていたり、シーツがよれよれになったまま固まったりしている)。

 

すぐるちゃんは毎晩寝る前にわたしの手を念入りに舐めたり、咥えたりする。

 

毎晩のその儀式が済むとすぐるちゃんはひとりで寝に行くのだが、夜中にさみしくなったり、かまってほしくなったり、不安になることなどがあるようだ。

 

そんな時にわたしが熟睡していると、すぐるちゃんはわたしに「起きて―!」と布団をめくるといった積極的アピールしてくると思いきや、そうではなく、昨晩のような地味なアピールや自分の気持ちを落ち着かせるための行動(シーツをしがむなど)をしている。

 

すぐるちゃんのこの行動は、わたしが熟睡していることをすぐるちゃんは理解しており、熟睡しているわたしに気遣いをしてくれている行動ではないかと思う。

 

わたしが熟睡しているときは、すぐるちゃんはベッドの上にもあがってこないが、そうでないときすぐるちゃんはベッドにあがってわたしに「起きてくださいー!」と言う。

 

イヌたちも寝ているわたしに気遣いしてくれるが、シカもよく似た行動をすることに動物としての共通点を知った。

 

イヌシカたちの不安などが大きく、どうしてもわたしに起きてほしいときは、イヌシカたちはわたしが起きる行動をすると思うが、今のところそれはない。

 

今日、ツイッターで「動物たちの行動からわたしたちは多く学ぶことがあると」いうツイートが流れてきたが、本当にそう思う。

 

人間以外の動物たちの行動はわたしたち人間が失いかけている動物としての大事なことを教えてくれている。

 

動物たちのその行動などに目を向けると多くの気づきがあるのだ。

 

わたしの経験した変化から語ると、その気づきが人間であるわたしの内面を浄化してくれるという感覚になり、わたしは人間であるが、他の動物種たちの平和で思いやりある世界に少し近づけた、そのような感じになったのを今でもよく覚えている。

 

もちろん、今もその気づきや学びは進行中だ。

 

人間以外の動物種に関心を寄せることは、人間が平和的な動物になるためにも大事なことだと思う。

 

ところで、昨日のブログに2月24日エシカルヴィーガンフェスでわたしがブースを出すことを書いた。

 

すると、「そのフェスにわたしも行きます!」とメッセージが届き「応援しています!」とうれしい言葉をいただいた。

 

初フェス参加で不安なこともあるが、応援のメッセージをいただいて元気になったわたし。当日は忘れ物ないように張り切って準備をしていきたい。

 

SNSでお知り合いになった方たちとフェスなどで実際にお会いできるのはうれしい。

 

わたしが参加するフェスは2022年4月24日、尼崎市小田南講演で開催され、時間は10:00~16:00までです。

 

今日のイヌシカたち

春になり日中の気温が上がり始めたので、シカののぞみちゃん(♀推定4歳)は室内で休むことが多くなってきた。

のぞみちゃんは、少しでも涼しい場所に移動をする。

 

イヌの春ちゃん(♂11歳)は庭でひとりで休む。

春ちゃんはシカたちの行動から自分の休む場所を決めているので観察しているとおもしろい。

春ちゃんはひとりでゆっくり休めるところをよく知っている。

 

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