雨上がりで肌寒い日になった。
今日は同居人Kが自宅にいたので、庭の手入れをKと一緒に行っていた。
シカたちはわたしたちの作業に興味深々な様子で、わたしたちの作業の現場監督をしてくれていた(笑)。
ここ最近、シカののぞみちゃん(♀推定4歳)の表情がやわらかい時が多く、ごきげんさんに活動しているのをよく見かけるようになった。
春になり、庭の植物も育ち始めたことや生葉を多く食べることができるようになり、生活の質も少し向上してきた関係があるかもしれない。
我が家が住む地域は、今年は昨年より気温が低く天気も悪い日が多いので、昨年のように植物が育っておらず、植物を刈り集めるのに苦労している。
敷地外で刈り集められる植物は少ないが、真冬とは違い生葉を食べられることはシカたちにとってとてもうれしいことだと思う。
野生のシカたちも春を心待ちにし、生きるために毎日苦労をして植物などを探し歩いていることだろう。
そのシカたちを思いやりある気持ちで見守ってほしいと思う。
シカやその他の動物たちは生きるために活動をしているだけであり、人間を困らせようとなどまったく考えていないのだ。
人間に生息地を破壊され、行き場と食糧場を失ったシカやその他の動物たちの生活を想像してみてほしい。
どれほど過酷で、苦しい生活だろうか・・・。
シカやその他の野生動物たちになんとか生き延びてほしいと毎日思っている・・・。
のぞみちゃんの日常
イヌたちがよく休んでいるマットの上で、やっと休むことができたのぞみちゃん。
のぞみちゃんはイヌたちがマットにいるとこのすぐ側の地面で休んでいる。
のぞみちゃんはイヌたちがマットで休んでいない時にマットに休みにいくことから
のぞみちゃんの平和的行動にいつも感心している。
のぞみちゃん、やっとマットの上で休めたのでドヤ顔に
こちらは室内で心地よさそうに寝ているのぞみちゃん。
安心して寝ることができるのは、人間も含めた動物にとってとても貴重な時間だと思う。
のぞみちゃん、夢を見ていたようで、目や脚を動かせていた。
そして、お尻の毛が一瞬ひらいていた。
のぞみちゃん、どのような夢を見ていたのだろうか?(と、のぞみちゃんに聞いてみたくなるわたし)。
安心して寝ているのぞみちゃんの姿にわたしの気持ちはゆるむ。
シカたちは「害獣」とレッテルを貼られ、厄介者扱いされているが、
シカたちは、人間に遠慮をしながら細々と生きる活動をしているだけである。
そのシカたちをわたしたちは苦しめていいのだろうか?
生きる活動をしているのはわたしたちも同じである。
もし、わたしたちがわたしたちより大きな力を持つ権力者によって、今の生活を脅かされたり、命を奪われたりしたらどう感じるだろうか?
とても苦しく嫌だと思うのではないだろうか?
苦しみ痛みを感じるのはシカたちも同じなのだ。
わたしたちはシカやその他の動物たちを苦しめない思いやりある活動を行う義務がある。
どのような理由をつけても、他者を傷つけ苦しめ、他者の命を奪うことは正当化できない。
シカやその他の野生動物の命をこれ以上奪ったり、傷つけたりしないよう、シカや野生動物とのかかわり方についてそれぞれが真剣に考えてみてはどうだろうか。
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