今朝もごきげんで散歩に出かけた犬たち。

 

犬のひよりちゃん(♀8歳)は、長い距離をぶ~らぶ~らと寄り道散歩をするので、今日の散歩時間は1時間35分だった。

 

犬の春ちゃん(♂11歳)は、春ちゃんが決めたみじかい散歩コースをぶらぶらせずにテクテクと歩くので、春ちゃんの散歩時間は毎日25分ほどだ。

 

個々の犬たちによって散歩の様子がずいぶんと違うので、別々散歩は欠かせないなと思う。

 

ところで、我が家のユンボに鳥が巣を作った。

 

 

この巣を作った鳥の種類はわからない。

 

 

きれいに整えられた巣は芸術だ。

 

 

巣をよく見ると、巣作りに鹿の毛が使われていた。

 

 

巣の内側、くぼみの側面に鹿たちの毛が使われており、とても快適そうなお家だ。

 

鹿の存在は鳥たちの暮らしをも豊かにしている。

 

鳥たちがこれほど多くの藁や鹿の毛を拾い集め、このように立派な巣を作るのは、本当に大変なことだろうと思う。

 

自然界に落ちている鹿の毛を探し出すのも大変なことだろう、と人間目線で考えてしまうが、鳥たちからすると案外とたやすいことなのかもしれないとも思う。

 

そういえば、奈良公園の鹿がカラスにお尻の毛を引っ張りぬかれている動画を最近見た。

 

鹿はカラスにお尻の毛をぬかれているが、何事もないように地面に座ってくつろいでいた。

 

さらに余談になるが、鹿の毛は犬のボーダーコリーの毛と違い、抜けた鹿の毛を指でつまみ引っ張ると、プッチっとかるい音をたてサクサク簡単んにちぎれるのだ。

 

我が家のボーダーコリーの毛は引っ張ってもちぎれない。

 

このことから、鹿の毛は自然にかえりやすいだろうと想像している。

 

ユンボに作った巣の住人と出会える機会があるとうれしい。

 

そして、無事に子育てができるといいなと思う(他の種から結構見える場所に巣があるので少し心配)。

 

鳥の巣作りを検索していると、鳥が人間の活動域で巣を作ることを人間は心よく思っていない記事内容が多かった。

 

鳥が巣作りで運ぶ木の枝や藁がベランダなどに散乱することや、子育てが始まると子どもの鳴き声や糞などが「被害」と書かれていたのだ。

 

他の種が行う目につくことは「被害」とされるこの社会だが、わたしたちは他の種の行動を理解し、他の種を寛大に見守ることが大事だ。

 

鳥たちはよく考えているので、鳥たちがよいと思う場所に巣を作るが、もし、火災の発生をまねきやすい機械の込み入った場所に鳥が巣を作った場合などあったら、鳥への最大の配慮をしながら、鳥たちが絶望したり、困ったりしない方法で対応する必要があるだろう。

 

巣に卵があったり、ヒナがいたりすると鳥の巣の撤去は、市町村の許可が必要になる。

 

これは、鳥獣法で定められており、巣に卵があったり、ヒナがいたりする巣の撤去は法律違反になる(鳥が巣を作り始めたときだけ巣の撤去が可能ということになっている)。

 

以前住んでいた家に、鳩が巣を作ろうとしていたが、雨戸の素材がツルツル滑り、枝や藁がうまく固定せず地面に落ちていた。

 

しかし、鳩はその場所がよかったようで何度も巣作りにチャレンジしていた。

 

鳩のその様子に、わたしたちは鳩が巣を作れるように簡単な台を設置した。

 

台を設置すると、鳩はあっという間に巣を完成させて子育てをしていた。

 

その時の様子↓↓↓

孵化した子どもが大きくなった頃。

それから鳩は毎年、その場所で子育てをしていた。

 

毎年2羽が誕生していた。

 

とても愛らしかった。

 

この地球はわたしたち人間だけが生息しているのではなく、他の多くの生物種たちが生息している。

 

1つの生息地を数多くの生物種とシェアをしているのだ。

 

他の生物と人間の活動域が重なることは当然のことである。

 

まして、自然環境破壊が進んでいる現代では、野生生物たちは人間が改造した自然環境に適応して生きていくほか生存の方法はない。

 

人間が大きく変化させる大変な環境下で生きている野生動物たちを今以上に苦しめないよう、わたしたちはもっと野生動物に関心を持って、野生動物たちを理解したい。

 

そして、過酷な条件で懸命に生活をしている野生動物を応援したい。

 

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