今日が祝日をいうことをすっかり忘れていた。

 

犬の春ちゃん(♂11歳)の散歩にでかけると公園には人がたくさんいたので、春ちゃんはいつもより早足で公園を歩き公園を出た。

 

平日の公園は人がほぼおらず貸し切り状態なので、のんびり散歩ができる。

 

人で賑わう日や季節には時間を調節して混雑を避ける時間に散歩するのがいいと思ったので、これから祝日を忘れないようにしたい。

 

先日から市の建築課と環境対策課にロードキルについて問い合わせをして、ロードキル調査に協力してもらえないかお願いをしていたのだが、建築課の回答は「協力できません。今後も致しません」というものだった。環境対策課については回答がないままだ。

 

建築課はロードキル対応を建築課と環境対策課であるため対応記録はあるということだった。

 

ロードキルに対応した記録があるならその件数がわかっているということなので、「その件数を教えてください」とメールしたが、無視されているので、再度問い合わせをしようと考えている。

 

わたしのよく知る獣医師にこのことについて話すと、「そりゃ~断られるでしょう」と言っていた。

 

理由は、野生動物や他の動物がロードキルに遭うことに関心がなく、それを調査する熱意がある人がいないということだった。

 

しかし、ロードキルの調査は行政が行うべきことだとわたしは思っている。

 

動物と車両の接触で動物は重症を負い、車が破損することもあるだろう。ドライバーの身にも危険が及ぶ。

 

人間以外の動物に関心がなくても、ドライバーの身の安全確保という観点からロードキルが起きないように対応すべきではなかろうか。

 

行政に野生動物に関しての問い合わせや要望を行っても、対応が悪いか無視されることが非常に多く、困惑するし気落ちする。

 

ロードキルに遭った動物は即死するか、重症を負いその後死亡するかが多いと思うが、ロードキルに遭った動物が生きているなら救護する道徳的義務がわたしたちにはある。

 

他の国では、野生動物やその他の動物の救護は日常的に行われている。

 

消防隊員や警察官など、動物たちの救護に参加し多くの動物の命を救っている。

 

その様子がSNSでたくさんアップされている。

 

たとえば、こちら↓↓↓

消防隊員が雨水菅に押し込まれた子鹿を救出する様子。

 

消防隊員は子鹿をとてもやさしく救出している。

 

救出後、救護にたずさわった人が子鹿の頭をやさしく撫でていて、動物への愛情を伺い知ることができる。

 

日本では2021年8月11日高速道路の排水口に猪の脚が挟まり、猪がその状態で12時間放置され、猟友会に殺されている

 

日本では、野生動物を救護する考えがほぼない状態が続いている。

 

その中で「害獣」とレッテルを張られた種や「外来種」となると、救護する考えはまったくなく殺されるのだ。

 

なんと非人道的な考えかと思う。

 

アメリカ、カナダ、中国、台湾、イギリス、オーストラリアなど他の国では、人間との間に軋轢ある動物種であっても「救護対象」で保護されている。

 

なぜ、この社会はそれができないのだろうか?

 

人権教育、環境教育、社会教育、道徳教育など、平和的に生きる教育が適切に行われていない問題があるだろう。

 

それ以前に、この社会の構造が大きな問題だと思う。

 

戦後、日本ではほんのわずかな期間をのぞき、ひとつの党が長く政権を担っている。

 

このことについて、BBCのルーパート。ウィングフィールド=ヘイズ東京特派員が解説している動画があったが、日本の体質というものを日本で住んでいるわたしたちがよく知らないということに危機感を抱く。

 

さらに、憲法改正への動きもある。

 

憲法改正が行われたらわたしたちはいったい何を守っていけるのだろうというのだろうか・・・。

 

憲法改正でわたしたちの人権をも奪われた後、人間以外の動物たちを守ろうとする社会になるとは思えない。

 

憲法改正案を見ると本当にゾッとする。

 

わたしたち自身、人間として自分として生きることができなくなる憲法改正にはわたしは反対だ。

 

平和は差別したり争ったり武器を持ち備えることでは実現しない。平和は他者への思いやりある精神と共感能力、想像力があり実現するのではないだろうか。

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