アメブロに「デザイン」が加わったようなので、早速使って見ることにした。

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今日の鹿たち

 

 

今日も小雪がちらつく寒さで、犬たちは室内にこもっていたが、鹿たちは庭で休んでいた。

 

今の穏やかな日々になるまで、様々なことがあった。

 

知識のないまま、産まれたての鹿のすぐるちゃん(♂4歳)を保護し、鹿(野生動物)を診察してくれる獣医師もいない中、なんとか診察してくれる獣医師を探し、幼いすぐるちゃんを診てもらった。

 

すぐるちゃんは、目の濁り(目が白くなる)や歩行困難、脚の化膿に続き、生死をさまようことになったが、わたしにできること全てを行い、今にいたる。

 

すぐるちゃんを保護した翌年に、鹿ののぞみちゃん(♀推定4歳)をレスキューしたが、これもまた初めてのことばかりだった。今回は治療してくれる獣医師が見つからず、お世話をするわたしたちには医療知識も必要となり、本当に大変だった。

 

さいわい、医療や他の知識が豊富な友人たちの助けがあり、のぞみちゃんも命を落とすことなく今にいたる。

 

動物を救いたくても、ひとりではできないことがある。

 

しかし、同じ意識を持つ仲間がいると、困難な救護もそれが可能となる。

 

命を落とすことなく、大きく成長しているすぐるちゃんやのぞみちゃんの姿を見て思うことは、「あきらめない」精神の大事さや強さだ。どんなに大変な救護であっても、たったひとりの存在を全力でサポートすることが、良い結果をもたらすことが多いと思った。

 

もちろん、良い結果にならない場合もある。しかし、その時、最善と思う方法を全力で行い、途中でうまくいかなかったら、すぐに次のプランへと移り、その都度、ベストな対応をできるよう、柔軟になっておく必要があると思う。

 

知識を得ながらの救護であれば、生活の全てを保護した動物のために使う日々になる。

 

そして、お金も必要になる。我が家はお金持ちではないので、看護や治療などに必要な費用をなんとかやりくりして、一番大変な時期を超えることができた。

 

鹿たちの保護に対し、他の人から「なぜ、そこまでするの?」と聞かれることがある。

 

答えは、「しないといられない」というものだ。

 

助けが必要な動物が目の前にいて、知らぬ顔はできない。

 

今年の5月ですぐるちゃんは5歳になる。

 

この5年ですぐるちゃんは大きく成長し、日々様々なことを学び暮らしている。

 

鹿たちも犬たちも、毎日、様々なことを考え、感じ、学習をして成長している。

 

わたしもそうでありたいと思う。

動物の救護や保護は、いいところ(よく見えるとこと)だけ切り取って発信されていることがあるので、これからは救護や保護の大変さも伝えていきたいと思っている。

 

大変であることには覚悟が必要になる。

・大変→体力がいる。お金がたくさんいる。知識を得る努力(ネットでは調べられないことのあるので大変)。どうすべきかのベストな判断力など。

 

救護や保護した動物たちの生活や命をあずかる保護主としての責任を自覚した保護活動により、保護された動物たちの生活はよろこび多きものになるのではないかと思っている。

 

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