今日はとても久しぶりに山を下り、買い出しに行ってきた。その帰りに町にある自然公園でどんぐり拾いをして帰宅した。
町にはシカや大型野生動物は生存できないと思うが、リスなどの中型~小型の野生度物やカラスもどんぐりを食べるので、野生動物のためのどんぐりを残して、どんぐりが落ちている各場所で少しずつ拾い集めてきた。
なにかと地味な作業ばかりの日常になっている(笑)。
野生動物の多くは、自然が続いている場所でしか生息できず、町にポンッとある自然公園では大型野生動物は生活できない。
スプロール現象が、野生動物たちの生存地を縮小させているひとつの要因となっている。
スプロール現象というのは、「都市部から郊外へ無秩序、無計画に開発が拡散していく現象のこと」で、自然環境にポツン、ポツンと住宅など建設され、その周辺は野生動物たちが行動しにくくなり、食糧を得る場所も減少する。
無計画に開発されるので、下水道などの整備も立ち遅れ、環境の汚染にもなる。
現在の開発を見ていると、これ以上自然破壊をしてほしくないという気持ちになる。
わたしたちが自然環境を破壊・汚染をして、最も苦しんでいるのが野生動物たちである。
その野生動物を悪者にしたり、排除したりすることなく、野生動物たちの暮らしを想像し考え、少しでも自然環境に配慮した思いやりある保全をしてほしいと思う。
現状に苦しんでいる野生動物たちは無数に存在する。
その野生動物たちにみなさんの思いやりとやさしさを照らしてあげてほしいと思う。
鹿ののぞみちゃん(♀推定4歳)。
前の片脚を失うことになってしまったが、バランスをうまくとり、毛づくろいをしているところ。
毛がピカピカで毛並みがいい。
こちらは、わたしにたっぷり甘えた後の鹿のすぐるちゃん(♂4歳)。
「満足~」の表情。
とてもやさしい目をして、口もとはニッコリしている。
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