みなさん、本年もどうぞよろしくお願いします。
みなさんがこの一年、自分らしく過ごせることを願ってます。
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昨日は寒すぎて散歩を早めに切り上げた、犬のひよりちゃん(♀8歳)。
今日は、風が落ち着き寒さもやわらいだことから、ひよりちゃんは超ロングコースをごきげんさんに歩いた。
犬の春ちゃんは、寒い日もそうでない日も歩くコースは、ほぼ同じで、自分の気に入ったコースを毎日楽しんで歩いている。
今日はPONOPONO研究会の友人が、ある記事をシェアしてくれた。
東洋経済ONLINEの「トラが人を襲う事件が19世紀末から増え始めた訳」というタイトルの記事だが、内容がまともだったため、ホッとしたし、まともな記事が書かれることにうれしく感じた。
東洋経済ONLINE記事に野生動物に関しての記事が度々書かれているが、その内容が被害者意識を植え付ける内容など書かれていることもあり、時に悪意あると捉えられる内容もある。そのような記事を読むたび怒りや悔しさなど感じていたが、今回のこの記事内容はよい内容だと思った。
内容は、ネコ科最大のトラについての解説と、トラが人を襲う事件について書かれている。
トラが人を襲撃する事件は19世紀末から増え始めたそうで、人間による森林破壊が始ったことが原因だそうだ。
21世紀に入ってもトラが人を襲撃することがあり、その原因にひとつに密猟があるという。野生動物を密猟するために、野生動物に罠を仕掛け野生動物を殺すために近づくことで人間が負傷する。
つい最近、日本でも同じようなことが起こっている(記事)。茨城県で罠にかけたイノシシを「こん棒」で仕留めようと近づいたところ罠をかけた男性がいのししの抵抗にあい、男性は死亡した。「こん棒で仕留めようとした」と記事には書かれているが、これは棒でイノシシを「殴り殺す」ということだろうか。もし、そうだとしたら、大変非人道的行為で、残虐行為である。
東洋経済の記事に、「生物が人間に危険をもたらす4つの理由」として書かれているのがこちら。
1. 獲物を得るため
2. 自分の身を守るため
3. 子どもや仲間を守るため
4. 子孫を残すため
これらすべて、野生動物たちが過酷な自然環境で生き抜くために行う行動である。
記事にも書かれているが、生き物たちは生存のために進化をとげてきた。その進化でそれぞれの種の身体の構造やあり方などが枝分かれをし、様々な形態の姿が存在する。生物たちは生存のため、自ら命を落とすような不要な争いは避け、自分の身や家族や仲間を守るための行動をとることは自然なことだ。
問題なのは、わたしたち人間が野生動物たちに近づき過ぎたり、介入したりすることと、野生動物たちの生息地を破壊する行為だ。
このことが、生物が人間に危険をもたらすことになる。
記事の最後に大事なことが書かれている。
「危険生物」という生き物がいるわけではなく、生き物たちの生きるための戦いを邪魔したり、その戦いの場に不用意に近づいたり、彼らの生活を脅かすことが、人にとって危険となるのです。生き物たちが戦う理由を知り、尊重することが、身を危険から守ることにつながります。
まったくこの通りで、本質をついた内容になっている。わたしたちは生物たちのことを知り、理解をし、生き物たちの暮らしや個々を尊重することが大事だ。そうすることがわたしたち自身の身を守ることになる。
他の種を「危険」や「獰猛」とか思い込んだり、決めつけたりせず、まずは、生物のことを知ってみよう。
知り、理解を深めることは、互いにとってメリットになることが多いだろう。
他の種を尊重し、他の種を傷つけず平和共存を意識した取り組みを行うと、自然環境も回復し、野生動物との問題も解消されていくのではないかと考えている。
「ぼくたち、危険生物じゃないよ~」
「ぼくたち、平和主事者だよ」
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●鹿たちを保護してからしばらくブログを書いてきて、多くのことを学んできました。もちろん、これからも野生動物や自然環境、社会と動物の関係性について学んでいきたいと考えています。
人間活動が拡大していく中で、野生動物とのかかわりについてこらから特に課題となってくることから、わたしが鹿たちを保護・レスュキーしたことから経験し学んだことを、少しでも多くの方たちと共有をしたいと思っています。
そして、みなさんの意見を聞いたり、動物に関してのお話をしたりしたいと思っていますので、質問や意見などありましたらコメント欄やアメブロメッセージ欄、もしくは下記のお問い合わせフォームに気軽にメッセージを届けてくださるとうれしいです。
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WDI代表 岡田友子