今日も空気が冷たい一日でわたしは室内にこもっていた。

 

寒波が到来しているなか、風が吹いていない日中は、庭で過ごしているシカののぞみちゃん(♀推定4歳)。

 

シカのすぐるちゃん(♂4歳)は、家育ちのせいか、気温が低い時はあったかな室内で過ごしている。

 

イヌたちは、用がる時などに庭にでて、体を動かしていた。

 

今日のナショナルジオグラフィックで「Netflix『タイガーキング』の園オーナー、動物展示が生涯禁止に」という記事を見た。

 

●記事はこちら↓↓↓

 

米オクラホマ州に「グレーターウィンウッド・エキゾチックアニマルパーク」という、私設ふれあい動物園があり、この園のオーナーであるジェフ・ロウ氏とローレン・ロウ氏は、施設やオンラインで動物を一般公開することが生涯禁止された。

 

同園では、飼育動物の適切な健康管理が行われておらず、動物福祉法および絶滅危惧種法に繰り返し違反が行われていたそうだ。

 

そこで、司法省が民事訴訟を起こした。司法省に最近「『全米の飼育動物、家畜、伴侶動物の人道的な扱い』に関する連邦法の執行を専門とする『動物福祉訴訟プログラム』を環境犯罪課の下に設置した」ということだ。

 

記事には「米農務省が施行する同法は、動物園、水族館、サーカスで展示される野生動物の福祉を守る全米唯一の連邦法だ」と書かれている。このように、きちんと動物たちの福祉を考えられるところがさすがだなと思う。

 

日本にも、動物たちのための動物福祉法を作ってほしいと思う。

 

司法省はロウ夫婦から、146頭の動物を押収したという。押収したほとんどの動物たちが栄養失調だったという。

 

動物たちは各地の保護施設に引き取られたそうだ。

 

その施設の中に、「ワイルドアニマル・サンクチュアリ」があり、サイトを検索すると、施設が広大な敷地面積だったので、これもさすがだなと思った。

 

サイトには、動物たちがサンクチュアリに保護されたのちに回復した姿が映し出されていた。

 

これが、動物たちの心身の健康状態が非常にわかりやすい画像だったので、見てほしいなと思う。

 

●こちらは、コンクリートと柵から解放された、クマたちの変化。

狭い檻に閉じ込められている時の表情が、苦痛を経験しているわたしたち人間の表情と非常によく似ている。サンクチュアリに保護された後の姿は、まるで別人だ。身体が健康になり、心も元気になっているのがよくわかる。

 

 

 

●こちらのクマさんたちは、二頭一緒に保護され、新たな生活環境を謳歌しているように見える。クマさんたちの表情がニコニコしていて、ふたりでよろこびを共有しているように見える。クマさんの全身から感情や身体の状態が表現されている。

 

動物たちの表情や身体のあり方を日々観察していると、動物たちの表情が人間の感情や感覚による表情の変化と非常に似ていることに気が付く。

 

このことが、種が違うというだけで、動物として共通していることの証拠であり、人間以外の動物たちも感情・感覚を持ち合わせていることは明らかだ。

 

種が違っても、相手の感じていることなどを少しでも読み取れると、生きる世界は広くなるし、わたしが地球で生きていることの認識が変化してくる。わたしと種の違う生き物、線引きするものは何もないと思う。

 

他の国では、動物たちがつらい思いをしないでよい、法律や規則が少しずつ作られてきているので、そのことはうれしく感じる。

 

だた、わたしの住んでいる国では、それらが全くと言っていいほど進んでおらず、野生動物については「人道的扱い」とほど遠い扱いで、扱いが後退している(ひどくなっている)ことが、なによりも胸が痛む。

 

動物の流通経路システムの閉鎖や法整備をしていける国になってほしいと心から思う。

 

名ばかりではなく「動物のための」サンクチュアリや法が必要!

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