今日はわたしのこころのクリニックの予約日だった。山を下りるついでに、動物病院へ行き、犬の春ちゃん(♂10歳)とひよりちゃん(♀8歳)のお薬をもらってきた。
帰宅するとホッとして疲れがでたので、犬鹿たちと少しお昼寝をし、気力と体力を充電していた。
以前から気になっていたことを今日はWDIの記事にまとめることにした。
●WDI記事はこちら
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気になっていた(いる)のは、シカの個体数が増えたということのひとつの原因として言われている「オオカミ不在説」についてだ。
このことは、野生動物と関わる人たちの中にも一般的な認識としてあるので、少しおどろいていた。
以前から、わたしはオオカミがシカの個体数を抑制しているとは考えにくく、調べていた。
アメリカの調査や、北海道大学の揚妻直樹准教授の研究を読むと、「オオカミはシカの個体数を減少させるのではなく、行動を変化させる」というものだった。
揚妻准教授は、オオカミの絶滅期とシカの個体数増加期を時系列で説明してくれているので説得力がある(詳しくはWDIのHP記事に書いてあります)。
シカが増えた原因として、様々な憶測があるが、大事なのはよく調べられた科学的知見である。
一般的に言われていることは、「一般的」ということだ。というのも、一般的に言われていることの情報が正確でないことが多い。もちろん、正しい情報もあるが、犬の情報にしても「一般的」に言われていることには疑問を持つことが大事だ。
憶測などで語らず、綿密に調査された科学的知見を重視しよう。
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