今日もひたすら犬鹿たちのお世話の一日になり、あっという間に夜になった。庭のウンコ拾いをしていると、必ず鹿のすぐるちゃん(♂4歳)がわたしの周囲をウロウロしてお手伝いをしにきてくれる。この時間がすぐるちゃんはよいようで、気分がよくなる。そうなると、ジャンプしてダンスを始め、時折拾い集めたウンコを入れた袋を咥えて振り回す。なので、拾い集めたウンコが宙に舞い拡散して地に落ちる(笑)。

 

その様子を少し離れた場所から見る犬たちと鹿ののぞみちゃん(笑)。

 

みんなといろんなことを共有できる時間が楽しい。

 

ところで、今日も友人で犬を尊重する育て方を提唱している川上さんが、とても大事な記事を書いてくれていた。

 

わたしの今日のブログタイトルでもある「『感覚を持った生き物』という法規定が大事なわけ」という記事で、なぜ、大事なのかを伝えてくれる内容になっている。

 

●動物たちが「物」ではなく「感覚を持った生き物」(sentient beings)であるということの説明も丁寧にしてくれているので、ぜひ、川上さんの記事を読んでほしいなと思います。

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動物が「物」ではなく(人間の所有物や財産でなく)、「感覚を持った生き物」として法律で規定している国は35カ国だそうだ。

 

「感覚を持った生き物」の範囲は、脊椎動物を超え、無脊椎動物に拡大しており、最近ではイギリスが、タコ、カニ、ロブスターをそのリストに加え、法律の保護対象にしている。

 

日本の動物愛護法は、「人が占有している」動物のみを対象としていることから、野生動物は蚊帳の外だ。

 

このような背景もあり、野生動物には福祉は適用しないと言う人がいる。

 

だが、他の国では野生動物の福祉がしっかりと考えられており、野生動物の生存を助けている。

 

「感覚を持った生き物」として法規定されると、苦痛を与えないためにはどうすればいい?から始まり、何をどうすればいい?どのように接すればいい?快適と感じてもらうにはどのような環境を整えればいいの?など、細かく考えていくことができる。それを法律に定めることで動物たちを幅広く守って行くことができる。

 

「物」=所有物である限り、劣悪な環境で飼育されている犬猫や他の動物たちを第三者が積極的に守る弊害になり、助けが必要な動物たちを助けることができないこともある。

 

川上さんの記事に書かかれているように、わたしたちは犬猫たちをはじめ、「家畜や実験動物、野生動物など多くの動物たちが『感覚を持った生き物』であることをしっかり認識したい」。

 

他の種を感覚を持った者として認識し、個々の存在を大事にしてかかわっていきたいねっと思った方は、にほんブログ村のクリックをよろしくお願いします。

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●Wild Deer Initiative HPに「野生動物をとりまく現状」という記事を書きました。

 

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