犬のひよりちゃん(♀8歳)の今日の散歩は、超ロングコースだった。新地開拓をし、とても久しぶりに通るあぜ道にもよった。そこで目撃したのは「イヌニフンニョウサセルナ コロスゾ」というメッセージ(ヒィィィ~・大汗)。「コロスゾ」ということに心底ゾッとした。

 

久しぶりに通るあぜ道はここ数年避けていた道だったが、ひよりちゃんのどうしても歩きたいという要望に今日は答え歩いた。

 

このあぜ道を避けていた理由は、道沿いに住む男性から通行中ずっとガン見されるなどして恐怖を感じたからだ。「コロスゾ」と書かれていたのを知ったので、今後この道は絶対に通らないと決めた。ちなみに、ひよりちゃんはこの道で糞尿したことはない。

 

ひよりちゃんが歩きたいその気持ちを優先したいが、危険な場所は避けるが吉だ。今後、ひよりちゃんに説明をして他のコースを提案しようと思う。

 

散歩から帰ると爆睡なひよりちゃん。後足が顔の前に(笑)。

 

わたしが机で作業していると、ひよりちゃんは横のソファーでうとうとしながらわたしを監視(笑)。

午前に地震(震度2)があったが、犬鹿たちは特に取り乱すことなくすごしていたので一安心していた。震度5が観測された地域に住む人や動物たちは大変おどろき怖かっただろうと思う。

 

 

今日は午後から市議会議員の方が我が家に寄ってくれた。

 

2021年11月14日(猟期前)の民家付近及び観光地での集団猟に続き、27日の同地での狩猟について、正確な場所の確認をし、市議会で取り上げてくれることになった。これを機に新たなルール作りを行う方向へいくといいなと思う。

 

今日までに、市議会の方と一緒に市役所に状況報告と環境改善を求め、その後も市議会の方が市役所に話をしに行ってくれている。しかし、市の回答は「違法な場所ではないので、問題ない」というものだった。

 

この回答につき、再度鳥獣法を調べ環境省や管轄の県、他の県などに問い合わせをして、鳥獣法がどのような法律になっているのか確認した(まだ網羅できていないが)。

 

環境省の担当者に教えてもらって購入した「鳥獣保護管理法の解説」。

役に立つだろう一冊。

 

狩猟者の狩猟許可票を見ると、「鳥獣被害対策実施隊」の狩猟区域は「○○市全域とし~」と書かれていた。市の鳥獣被害対策実施隊はわたしの住む市では20人で、その人たちはどこでも狩猟ができるという。その狩猟者の中には過去に狩猟の違法行為を行っていた人も含まれている。

 

鳥獣法には狩猟が禁じられている場所が定められているが、申請すれば禁止区域でも猟ができるという。ただし、狩猟を趣味とする猟は不可で、有害鳥獣捕獲としてなら可(届け出必要)ということだ。

 

鳥獣被害対策実施隊のメンバーだが、ほとんどが猟友会メンバーであることから趣味としての狩猟を有害鳥獣駆除という名目で、実質、狩猟がどこでもできるというわけだ。

 

とんでもない法律が作られたものだと思う。さらに、猟友会と市役所職員との癒着が、この現状を作り上げているひとつだろうと推測する。

 

2021年11月24日に行われた10人の狩猟者による集団猟では、1人あたり、1万円の報酬、計10万円が市から支払われている。

 

有害鳥獣駆除とすれば、どこでも猟ができ、罠を仕掛けることもでき、それによって収益が得られる。

 

市は有害鳥獣駆除に対して報奨金を出しているので、どんどん捕殺が行われている事実に、自然保護や自然生態系保護の観点などまったくないことが伺える。

 

市議会場には「有害鳥獣捕獲数」と大きな張り紙で掲示されているそうだ。

 

このブログで度々他の国の野生動物調査について取り上げているが、他の国では鹿や他の野生動物が生態系にどのように関係し、他の種とどのような相互関係を築いているかなどの調査が綿密に行われている(公平な調査)。

 

一方、日本では本質からそれた研究報告や非常に偏った判断による政策が行われている。

 

このようなことでは、自然環境を守ることも野生動物を守ることもできない。=(イコール)生態系の大崩壊が起こり気候危機を含めた他の人災も増幅するだろう。水源枯渇など、さまざまな実害が生じるだろう。

 

「外来種」についてもだが、綿密で公平な調査なしで、すぐに「駆除=殺す」という判断は論外だ。「害獣」とレッテルを貼られている種たちに対してもそうだ。

 

わたしたちは、自分たちが住み生きているこの地(地球)にもっと関心を持ち、生命豊かな惑星へと作り上げている自然動植物に目を向けるべきだと思う。

 

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