昨日は悲しさとSTS(Secondary Traumatic Stress:二次心的外傷性ストレス)がとてもひどく出てきたのでブログを書くことができなかった。今もひどいがブログを書けるほどだ。

 

16日交通事故に遭い、保護した一歳のオス鹿、のぼるくんが亡くなった悲しさはとても大きい。

 

のぼるくんは、今年初めてツノが生え、保護した時には小さなかわいらしい一本のツノがきれいに磨がれ首には泥がついていた。一歳という幼いのぼるくんはオス鹿としての習性行動をしていたのだ。はじめてするツノ磨ぎに泥でのオシャレ。のぼるくんにとってとても新鮮だっただろうと思う。

 

車に轢かれなければ、のぼるくんはオスの鹿として、これから多くの経験をしていただろう。

 

鹿たちは「鹿」というだけで人間に殺されている現実にとてつもないつらさが込み上げてくる。

 

わたしたちは人間中心主義やご都合主義を改め、最新の科学的知見に目を向け、他の種との共存に舵取りをしなくてはいけないと強く思う。

 

のぼるくんの件と、近くでの集団猟の件が重なり、わたしの脳の働きが鈍っているが、先日、議員の方と役所に行き話した時の内容を少し書きたい。

 

議員さんと「猟友会と市役所職員の癒着」について打ち合わせをし損ねたのが反省するところであるが、今後、猟友会と市役所職員の癒着については追及したいと思っている。

 

猟友会と癒着している市職員のHは、わたしが今まで行った苦情や環境改善の要望に対し、わたしに事実と異なる内容を説明し、その場をしのぎできたのだ。その結果自体は悪化し、11月14日の民家・観光客近くでの集団猟が行われた。その他に、民家での数々の違法行為を野放しにし、危険行為を繰り返していた。

 

11月19日に役所での話ではそのHも同席をしていたが、言い逃れの内容が多かったので今後追及していく。

 

14日の集団猟では猟犬2頭と猟友会10名が銃を持ち猟を行っていた。その中に、猟友会メンバーとして市役所職員のHが同行していた。

 

19日の話の時に、Hは「14日は3頭しとめた」と誇らしげにわたしたちに言った。このような暴言を普通に言う人間なのだ。

 

STSを発症しているわたしにとって、その言葉はかなりのダメージがあったが(実際聞いた銃声で殺されたことが明確になった)、わたしは「それが何?」と言った。

 

市役所職員Hは殺したこと誇らしげに言うということは、褒めてもらえるとでも思っていたのだろうか。殺しを行っているにも関わらず、この状態は人間として非常に大事な能力の損失ではなかろうか。

 

殺害する行為を何にも思わずにそれを自慢する人材が役所にいるのだ。

 

さらに、市役所職員Hは猟友会の役員をもしているという。なので、猟友会にいいように事が進められる。

 

わたしは「市役所職員と猟友会の癒着という大きな問題がある」と言うと、市役所職員Hは「癒着じゃないですよ~」などと言う。これを癒着と言わず何と言うのだろうか。

 

市役所職員Hの発言は曖昧な点が多く不明な点も多いことから、今後、整理と調査をし、再度市と話をしたいと考えている。

 

今は、のぼるくんのことと、STSで混乱しているので、もっと落ち着き頭がクリアになってから行動しようと思っている。

 

19日の話では、猟友会や行政がジビエ利用に躍起になっていることがよくわかる内容だった。

 

被害など関係ないのだ。ただ、ジビエとして野生動物を利用したいのだ。

 

科学を市民科学にしたいので、現在公になっていないことは行政などにいちいち問い合わせ公開してもらおうと考えている。

 

我々人間がここに棲む野生動物たちに行っている行為はかなり問題がおおありなので、ひとつずつ整理していくしかないなと思う。

 

ちなみに、11月14日(猟期前)に行われた集団猟では、野草(薬草)を鹿が食べると言う話を聞き、その場で猟をしようという話になったそうだが、防除柵の設置作業は完全には行われていなかった(市役所職員Hは「防除柵はしたができないところもあるなど言っていた)。市役所職員Hにそれを追及すると「そんなの、巨大な防壁は必要になる。そんなのできない」などと言ったので、わたしたちはわたしたちが実際に行っている防除柵の効果を話し適切な防除柵であれば損失を回避できるといった。

 

まーぁ、とにかく猟友会と癒着している市役所職員Hの発言は、言い訳ばかりでお話にならなかった。相手(H)はわたしたちが「何も知らない」と思い話をしてくるので、それには巻かれないよう、話しを進めていく必要があった。

 

何をするにしても、情報収集は非常に大事であることをよく理解した一日にもなった。

 

いちいち調べるのは忙しい現代人にはとてもハードルが高いが、ボチボチ進めて相手にうまくまるめ込まれないようにしたい。

 

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