昨日は、野生動物の保護活動をしているジャパンワイルドライフセンターの施設見学に行ってきた。初のとんでも長距離運転で、長距離トラック運転手なみの運転をした。安全運転で早く帰れるようにすごくがんばった。

 

センターの方とたくさんお話をし、保護している動物たちを一頭一頭紹介してもらった。たくさん話をした中で、自分自身整理したいことなどはこれからのブログでひとつずつ書いていこうと思う。

 

11月16日に保護した鹿さん(交通事故に遭った鹿さん)だが、状態が思っていたより深刻なようだ。

 

背骨のあり方が明らかにおかしいときがあるのだ。体勢によって背中の形状が変化している。今日もかかりつけの獣医師が点滴と抗生剤と痛み止めの処置をしてくれた。痛み止めは24時間効果あるそうで少しホッとしている。痛いのはつらすぎるよね。

 

高度医療を受ける病院の担当獣医師と当日の段取りと鹿さんに与える精神的苦痛の対処法などの打ち合わせしている。手術後、一泊することになり、夜中以外は鹿さんの側にわたしも常にいることができるようになった。鹿さんのサポートをがんばりたい。

 

担当獣医師に保護鹿さんの体勢や背骨のでっぱりなどの画像を見てもらった。わたし自身、鹿さんの回復は難しいのではないかとすごく落ち込んでいたが、担当獣医師は「いくつか方法を検討しておく」と言ってくれた。すごく頼りになるし心強い。

 

検査日の来週月曜日がとんでもなく待ち遠しい。

 

鹿さんは今朝、大量のウンコがでた。よかった。オシッコも順調よくでていて、今のところ目立った血尿なくホッとしている。

昨晩から、生の葉っぱを少し食べてくれるようになり、今朝も食べてくれた。お昼は好物だけ食べていらないの(笹)は残してあった。

今回保護した鹿さんは、今まで保護した鹿さんの中で最も恐怖を感じる子で、遠く離れた病院での診察・治療・移動に耐えられるかどうかをとても心配している。対応を間違えるとショック死になりかねない・・・。

 

担当獣医師に、「意識ある鹿さんとかかわるさいの要望」を提出して確認してもらった。なるべく意識のない状態で事を進め、鹿さんの意識あるときはわたしが常に対応できるようになったのは本当によかった。

 

検査結果で安楽死かそうでないかの判断になるので、気持ちは落ち着かないが、鹿さんの苦痛や恐怖を最大限少なくなるよう接していきたい。

 

我が家の犬鹿たちは、保護鹿さんのことを明らかに理解していて、すぐるちゃんは今朝、保護鹿さんに柵越しにサラッと挨拶をしていた。こういうすぐるちゃんのやさしい行動が相手を元気づけたり、相手に安心感を与えたりするので、すぐるちゃんが挨拶してくれたことに「ありがとう。やさしいね」と、とても思う。

 

検査結果がどうか治療できる結果でありますようにと心から思う。

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